2012年12月7日

最多検索の言葉は「社会主義と資本主義」だった


現代用語の基礎知識で知られる自由国民社の「ユーキャン新語・流行語」の2012年のトップテンに「ワイルドだろぉ」「iPS細胞」「維新」「LCC」「終活」「第三極」「近いうちに…」「手ぶらで帰らせるわけにはいかない」「爆弾低気圧」が選ばれたそうである。誰が発した、あるいは作った言葉か分かりますか? 答えと解説は同社のサイトに掲載されているのでご参照ください。ところでアメリカを代表する辞書の出版社、メリアム・ウェブスター社が「2012年の言葉」を発表している。
  1. socialism and capitalism (社会主義と資本主義)
  2. touché (タッチ)
  3. bigot (頑固者)
  4. marriage (結婚)
  5. democracy (民主主義)
  6. professionalism (プロ意識)
  7. globalization (グローバル化)
  8. malarkey (たわ言)
  9. schadenfreude (シャーデンフロイデ)
  10. meme (ミーム)
これは同社のサイトで検索された単語のトップテンで、流行語というより、人々が関心を持った言葉である。トップが「社会主義と資本主義」なのは大統領選の影響だという。二番目の「touché」は本来はフランス語のフェンシング用語で、触ったという意味である。ディズニーが開発したタッチセンサーの新技術に冠せられたため関心を持たれたのだろう。シャーデンフロイデは「他人の不幸は蜜の味」といった感じのドイツ語、ミームは定義に幅があるようだが「人から人へ広がるアイデア」といった意味だろうか。それぞれの英単語をクリックするとにオリジナルの説明を読むことができる。

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