2019年1月18日

原発のない社会へ 2019 びわこ集会

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日 時:2019年3月9日(土)10:00開始 15:00デモ出発
会 場:大津市膳所公園&生涯学習センター(大津市本丸町)077-527-0025
講 演:樋口英明「原発訴訟と裁判官の責任」
報 告:井戸謙一(弁護士)
会 費:500円
主 催:原発のないびわこ集会実行委員会 http://biwakoshukai.shiga-saku.net/

2019年1月16日

安倍政権の対露外交は破綻している

千島列島国境の歴史的変遷(ウィキペディア

安倍晋三首相は外交が得意だそうだ。なにしろ「フクシマはコントロール下にある」と、息を吸うように嘘をつき、五輪誘致をした御仁だから、その「実績」を自慢するのだろう。北方領土をめぐる日露交渉で、安倍首相がウラジーミル・プーチン大統領に対し「1956年の日ソ共同宣言に沿って歯舞群島、色丹島が日本に引き渡された後でも、日米安保条約に基づいて米軍基地を島に置くことはないと伝えた」という報道が記憶に新しい。しかし返す刀で大統領に「日本にどこまで主権があるのか分からない」と喝破された。日本の決定権を疑う例として、沖縄県のアメリカ軍基地を挙げ「知事も住民も反対しているのに基地は増強されている」と核心を突かれてしまったのである。ところで一昨日、セルゲイ・ラブロフ外相と河野太郎外相との間で、北方領土問題を含めた平和条約締結交渉の協議がスタートしたが、会談の前にロシアのマリヤ・ザハロワ報道官が国営テレビで「日本側が共同記者会見を拒否した」と暴露した。東京新聞15日付け電子版によると、会談ではラブロフ外相が日本側に北方領土の名称も含めて、厳しく詰め寄ったことが明らかになった。要するに「日本が国内法で『北方領土』と規定していることは受け入れられない」と言及したようだ。しかし河野外相は具体的な会談の中身を一切説明できなかったそうである。慌てた菅義偉官房長官は、旧ソ連やロシアによる「不法占拠」が続いていると記者会見で発言したが、国内向けに過ぎない。ロシア政府に直接主張しないと犬の遠吠えに終わってしまう。今月9日、安倍首相が年頭記者会見で、北方領土の帰属が「日本に変わることをロシア住民に理解してもらう」とした発言に、ロシア外務省は反発、領土返還を前提にした日本側の情報発信に対し強い姿勢に転じている。安倍首相は国内向けに嘘を発信する、二枚舌のペテン師である。来週22日に安倍首相が訪ロしてプーチン大統領と首脳会談が行われるが、期待せずに見守ることにしよう。プーチン大統領が交渉のテーブルにつくのは、日本からの経済援助を期待しているからだろう。本音は「北方領土は四島はおろか二島も返さないけど、お金は貰う」なのかもしれないのである。日露外交の主導権はロシアに握られたままだ。

2019年1月13日

孤高の剥製師ロン・ピッタードのフィッシュ芸術

Trout Salmon and Char of North America by Ron Pittard (W58xH95cm)

独自の技術で塗装するピッタード
東京で一人暮らしをしていた1980年代半ば、部屋に飾ってあった、北米の鱒、鮭、岩魚のポスターである。確かアラスカの釣具店で購入したもので、京都に舞い戻る際に、引越しのどさくさで失ってしまった。最近、ふとこのポスターのことを思い出したが、ネット通販店で入手可能なことが分かった。さっそく注文し、額装して飾ってみた。エドワード・グレイ著の『フライ・フィッシング』について書いたばかりだが、釣りをしない釣り師、私はアームチェア・アングラーの典型かもしれない。この大型図鑑ともいえるポスターを眺めていると何故か心が鎮まるのである。それにしても30年以上の時を経た邂逅、このポスターが超ロングセラーであることに驚く。当時ははおそらく作者について情報不足だったと思われるが、インターネットのお陰でその片鱗を窺い知ることができた。剥製技術に長年関わってきた、編集者ケン・エドワーズのブログ記事「孤高の名人」によると、ポスターを描いたのは魚類剥製師ロン・ピッタードだった。2012年11月に他界した魚の芸術家だったが、ごく少数の友人や顧客を除いては、会った人が稀有だったという。そして何と何年もの間、パソコンはおろか、電話機すら持っていなかったという。彼は優れた画家だったが、空間芸術ともいえる剥製あるいはレプリカ制作者だった。大物を釣った場合、日本の釣り師は魚拓を作る。ところが欧米では剥製にする。またレプリカは、魚を複製した精密模型であるが、ピッタードのそれは芸術の高みに達していたという。コンベンションに参加しなかったのも、孤高の芸術家たる所以かもしれない。

2019年1月12日

言い逃れできない 2020 年東京五輪招致活動の贈賄疑惑

フクシマは未だにアウト・オブ・コントロールだ

竹田恒和日本オリンピック委員会会長
各紙1月11日付け電子版によると、2020年の東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑で、フランス捜査当局は今月11日、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を贈賄容疑者とする正式捜査の開始を昨年12月10日に決定したと明らかにしたという。問題の発端は、2016年5月12日、フランス検察当局が、日本の銀行から2013年7月と10月に、2020年東京オリンピック招致の名目で、国際陸上競技連盟(IAAF)前会長のラミン・ディアク氏の息子に関係するシンガポールの銀行口座に約2億2,300万円の送金があったことを把握したとの声明を発表したことだ。竹田会長は支払いに関して「招致計画づくり、プレゼン指導、国際渉外のアドバイスや実際のロビー活動、情報分析など多岐にわたる招致活動の業務委託、コンサル料などの数ある中のひとつであり、正式な業務契約に基づく対価として支払った」と説明していた。産経新聞2016年5月14日付け電子版に「東京五輪招致を巡る資金が振り込まれたとされる、シンガポールのコンサルタント会社の所在地となっている公営住宅」と題した、共同通信社撮影の写真が掲載されている。この写真が象徴しているように、国際的なコンサルタント会社には見えない。

コンサルタント会社の所在地となっている公営住宅(産経新聞2016年5月14日)
誰がどうみても完全なペーパーカンパニーである。毎日新聞2016年5月20日付け電子版も同様の写真を載せているが「ドアの前にはサンダルが脱ぎ散らかされていた」という。そして「ブラックタイディングス社代表のイアン・タン氏はこれまで、音楽やマーケティングなど幅広い業種に関わっていたとみられるが、コンサルタント業としての活動の詳細は分かっていない」と報じている。要するに限りなく怪しいのだが、この点はフランス検察当局の捜査によって全容が明らかになること期待したい。竹田会長は昨11日、昨年12月10日にパリでヒアリングを受けたことを認めた上で「調査チームが報告してきたことを全部話した。それ以上のことを話されたり、向こうからの提示もない」と語っている。身柄が拘束される場合もあるが、竹田会長は日本に住んでおり、捜査がどのように進むかは不透明だ。従って長期化するとの見方が強いという。2013年9月7日、安倍首相はアルゼンチンのブエノスアイレスで開催された国際オリンピック委員会(IOC)総会で「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません」と真っ赤な嘘をついた。嘘と金にまみれた2020年東京五輪は、潔く返上すべきである。

2019年1月9日

年賀状交換をやめました

鹿苑寺(京都市北区金閣寺町)

寒中お見舞い申し上げます。新年早々京都を離れたのはいいのですが、風邪を引き、半ば夢遊状態で東京の正月を過ごしました。京都に戻ったのは4日でしたが、新幹線はガラガラ、さぞ混雑と想像していたので拍子抜けしました。さて、今年も年賀状をたくさんいただいたのですが、私のほうからは出しませんでした。以下は返信の寒中見舞いで、明日にも投函しようと思っています。
年賀状をいただき、ありがとうございました。新年のご挨拶が遅くなり、誠に申し訳ありません。今年から、どなた様へも年賀状によるご挨拶をお送りしないことにしました。来年以降は電子メールないしブログにて新年のご挨拶をさせていただく所存です。何卒ご了承くださいますことをお願い申し上げると共に、今後とも変わらぬお付き合いをいただけると幸いです。
要するに年賀状交換を今年からやめましたという挨拶状です。ふだんは「音信不通」状態の旧友からの元気そうなの便りを読むと、懐かしさと共に、やはり年賀状の少なからぬ役割を痛感します。その一方、様々なことを整理したいという漠然とした思いが、そろそろ年賀状に終止符を、という気持ちに傾いたのかもしれません。失ったものを惜しみながらの言い訳です。