2026年10月6日

ぶら京都(5)Stroll on Kyōto City #5

Seishō Nagon
Seishō Nagon at Jidai Matsuri, Kyōto Gyoen National Garden
時代祭清少納言の十二単(京都市上京区京都御苑)
Shyness
Shyness, Setogawa-chō, Saga Tenryūji, Ukyō-ku, Kyōto
恥じらい(京都市右京区嵯峨天龍寺瀬戸川町)
Zōri
Zōri, Nishikikōji-dōri, Yanaginobanba, Nakagyō-ku, Kyōto
草履(京都市中京区柳馬場錦小路通)
Japanese Kerria
Japanese Kerria, Matsuo-taisha Shrine, NishiKyō-ku, Kyōto
山吹(京都市西京区嵐山宮町の松尾大社)
Column,
Column, Shinpūkan, Bano-chō, Nakagyō-ku, Kyōto
円柱(京都市中京区場之町の新風館)
Saigū
Saigū Procession, Saga Arashiyama-chō, Ukyō-ku, Kyōto
斎宮行列(京都市右京区嵯峨中之島町)
Ivies
Ivies on the Wall, Nakano-chō, Nakagyō-ku, Kyōto
壁の蔦(京都市中京区中之町)
Santa Claus Lingeries
Santa Claus Lingeries, Sinkyōgoku-dōri Shijō-agaru, Nakagyō-ku, Kyōto
サンタクロースのランジェリー(京都市中京区新京極通四条上ル)
Kakizome
Kakizome, Kitano-tenmangū Shrine, Bakuro-chō, Kamigyō-ku, Kyōto
書初め(京都市上京区馬喰町の北野天満宮)

文字通り「ぶら京都」とはぶらぶら京都を散策して写真を撮るという意味ですが、徒然に目に止まった情景を撮影主体にしています。過去のストック写真を含め、旅行者ではなく、この地に住んでるがゆえの視線で捉えた、京都らしい写真をお届けします。

2026年10月5日

ティンタイプ写真でアパラチアの伝承音楽家に焦点を当てたリサ・エルマレ

ogslop String Band
Hogslop String Band, Harpeth River, Tennessee. ©2010 Lisa Elmaleh
Lisa Elmaleh

リサ・エルマレ(1984年生まれ)はアパラチアとその周辺に暮らす現代のフォークミュージシャンを記録するにあたり、19世紀の湿式コロジオン・ティンタイプ技法を用いた。その土地に深く根ざした伝統の本質を捉えながら、エルマレは心に残る美しさを持つポートレートや風景写真を生み出している。被写体と撮影技法の組み合わせは意図的なものだと、エルマレは説明する。アメリカのフォークミュージックの伝統は、ティンタイプ写真技法の歴史的性質と共鳴している。エルマレは、ウェストヴァージニア州ハンプシャー郡を拠点とするビジュアルアーティスト、指導者、ドキュメンタリー作家である。ティンタイプ、ガラスネガ、セルロイドフィルムを用いた大判写真に特化している。2007年以来、アメリカ各地を旅し、アメリカの風景、生活と文化を記録している。1984年、フロリダ州マイアミで生まれたエルマレは、限られた収入の中で母親と小さなアパートで育った。父親は風景写真を扱う写真家で、エルマレは父親が暗室で写真を現像するのを見て「写真の魔法が私の心に焼き付いた」と回想している。ニューヨークのマンハッタンにある芸術大学スクール・オブ・ビジュアル・アーツに通い、2007年に美術学士号を取得して卒業した。卒業後、権威あるティアニー・フェローシップを受け、気候変動がエバーグレーズ国立公園などの湿地帯に与える影響を、詳細に視覚的に記録するプロジェクトに取り組んだ。

Hannah Johnson
Hannah Johnson, Keezletown, Virginia, 2012

このプロジェクトの集大成として、2016年にザターラ出版から『エバーグレーズ(フロリダ州南部に広がる亜熱帯性の大湿地帯)』というタイトルの本が出版された。大学でコロジオン法を学んだエルマレはティンタイプ写真を制作し始めた。彼女の愛用カメラは大判8x10の木製案箱センチュリー・ユニバーサルで、シュナイダー・クロイツナッハ300mmレンズを使用している。

Alice Gerrard
Alice Gerrard, Durham, North Carolina, 2013

湿式コロジオン法では現像液が乾板上でまだ湿っている間に画像を撮影し、現像する必要がある。2010年、アメリカ文化の歴史的記録として、ヨーロッパの移民が伝承したパラチアの音楽を継承するフォークミュージシャンに焦点を当て、ティンタイプのポートレートで記録する長期継続プロジェクトに取り組み始めた。

Moses Nelligan and Matt Kinman
Moses Nelligan and Matt Kinman, West Virginia, 2013

トヨタ・タコマのピックアップトラックを移動式暗室に改造し、被写体に会いに行くために運転している。コロジオン法には時間的な制約があるため、エルマーレは撮影後30分以内に写真を現像する。画像は1枚ずつ撮影され、現像される。エルマーレの作品は全米で展示され、アーノルド・ニューマン賞、アーロン・シスキンド財団、パッフィン財団などから評価されている。

Janice Birchfield
Janice Birchfield, Roan Mountain, Tennessee, 2013

彼女の作品は、ハーパース・マガジン、スミソニアン・マガジン、CNN テレビ、ニューヨーク・タイムズ、ナショナル・ジオグラフィック、オックスフォード・アメリカン、ガーデン&ガン、ナショナル・パブリック・ラジオなどに掲載されている。下記リンク先はナショナルジオグラフィック誌ベッキー・ハーラン編「思索:リサ・エルマレのアパラチアからの叙情的なティンタイプ」です。

NationalGographic  Lisa Elmaleh's Lyrical Tintypes From Appalachia by Becky Harlan of National Ggeographic

2026年10月3日

デスクトップパソコン導入 + フォトショップについて

SH-I7U01<

ほぼ半年前、デスクトップパソコンが昇天、以降、ノートパソコンで凌いできた。もしこれがクラッシュしたら厄介、すべてのデータを失ってしまうことになる。というわけでデスクトップパソコン mouse SH-I5U01 を新たに購入した。大きさは 約99×326×290 mm(幅×奥行き×高さ)である。発注してから分かったのだが、横置きできないという。ネット検索したところ、マザーボードを下にすれば OK とあった。しかしメーカーに問い合わせたところ、これは正式見解ではないという。まぁ、仕方ない。価格は電話でやりとりしているうちに、様々な特典が加味され思いのほか廉価となった。早速クレジットカード決済の手続をしたのだが、何とエラー。調べ直したところカードの利用限度額が低かったかったのである。ネット通販で高額の買い物をしたことがなかったせいなのだが、限度額を増額を上げて一件落着した。

36 Years of Photoshop

前書きが長くなってしまった。商品が届き、早速セットアップしてみた。まず最初にインターネット Wi-Fi 接続の設定したのだが、その後は本人確認とかごちゃごちゃした作業が続いた。最終的は、ブラウザのブックマークや、ブログサービス Blogger の設定が引き継がれた。一番肝心なのは画像処理ソフト Adobe Photoshop なのだが、古い CS4 のパッケージ版をインストールすることができた。これまでの主流だった Creative Suite(CS)シリーズなどのパッケージ(DVD-ROM)版の生産は終了した。それに伴い、店頭やネットショップでの取り扱いは、シリアルコードが記載された「ダウンロードカード」や「オンラインコード」のみへと全面的に移行している。この変更により、ユーザーは常に最新の機能やアップデートを利用できるようになったほか、光学ドライブのない薄型ノートパソコンなどでも手軽に導入できるようになった。しかし光学ドライブは外付けのものを使えばいいし、写真業を廃業した私には、いずれも縁がないようだ。下記リンク先はコンピュータアカデミー(西ベンガル州ハブラ)の『アドビ・フォットショップの完全な歴史』を学ぶです。

adobe  A Complete history of Adobe Photoshop | Learn Computer Academy, Habra, West Bengal

2026年10月2日

音楽雑話(5)アルタイ山脈に起源を持つモンゴルの伝統的歌唱法ホーメイ

 khoomei
モンゴルの喉歌(ホーメイ)演奏家

ホーメイ(Khöömei)は、モンゴル西部のアルタイ山脈に起源を持つ歌唱法である。歌い手は自然の音を模倣し、同時に2つの異なる声を出す。持続的なドローン音とともに、倍音のメロディーを奏でる。ホーメイは文字通り「咽頭」を意味し、シャーマニズムの儀式において精霊が中心となる鳥から学んだと考えられている。モンゴルには数多くのホーメイの技法があるが、これらは大きく2つのスタイルに分類される。ハルヒラー(低音ホーメイ)とイスゲレーホーメイ(口笛ホーメイ)である。ハルヒラーでは、歌い手は通常の声でドローン音を歌いながら、1オクターブ下の低音またはサブハーモニックを強調する。イスゲレーホーメイでは、ドローン音の基本音より上の倍音を強調し、より高い音の口笛を作り出す。どちらの場合も、ドローン音は非常に張った声帯で発せられ、メロディーは口の大きさや形を変えたり、唇を開閉したり、舌を動かしたりすることで作られる。ホーメイは、モンゴルの遊牧民によって、盛大な国家儀式から家庭での祝祭まで、さまざまな社会的場面で演奏される。ホーメイは、牧畜中や、ゲルの中で赤ちゃんを寝かしつけるためにも歌われる。伝統的に、ホーメイは伝承者から学習者へ、あるいは師匠から弟子へと口頭で伝えられる。

馬頭琴
馬頭琴の各部名称

モンゴルの歌唱芸術であるホーメイは、一人の歌い手が複数の声部による多様なハーモニーを奏でる歌唱スタイルで、喉で生み出される持続的な低音も特徴である。歌い手はソロで歌うこともあれば、グループで歌うこともある。ホーメイは現在、中国北部の内モンゴル、西モンゴル、ロシアのトゥヴァ共和国など、複数の国のモンゴル人コミュニティで実践されている。伝統的に儀式の際に歌われるホーメイは、自然界、モンゴル民族の祖先、そして偉大な英雄たちへの敬意と称賛を表現している。この形式は、競馬、弓術、レスリングの大会、大規模な宴会、生贄の儀式など、特別な行事や集団活動のために用いられる。歌のタイミングや順序はしばしば厳密に規定されている。ホーメイは長年にわたりモンゴル文化を象徴する中心的な要素とみなされ、国民的あるいは民族的アイデンティティの強い象徴であり続けている。モンゴル民族の哲学や美的価値観を垣間見ることができるものとして、中国、モンゴル、ロシア間の相互理解と友好を促進する一種の文化使節としての役割を果たし、独自の音楽表現形式として世界中で注目を集めている。下記リンク先はバツォリグ・ヴァンシグによるスイスのロマンモティエ=アンヴィーの教会でのコンサートです。

YouTube  Batzorig Vaanchig - Live at "Abbatiale de Romainmôtier" Switzerland - The Full Concert