2012年12月21日

嘉田滋賀県知事は未来の党を去って琵琶湖を守って欲しい


母なる琵琶湖  浜大津(滋賀県大津市浜町) Fujifilm Finepix X100

小選挙区制のマジック(画像クリックで拡大表示)
嘉田由紀子滋賀県知事が突然「日本未来の党」を結成宣言した僅か2時間後「生活が第一」の小沢一郎代表が同党に合流したというニュースに接し、私は私自身が管理人をしているFacebookのグループ「脱原発への道」に「何のことはない。嘉田新党ではなく、小沢新党ではないか…」とポストした。コメントが続いたものの、私の書き込みに対する反応は冷ややかであった。その後Facebook上では嘉田新党へ期待を寄せるメッセージが占め、その批判を寄せ難い状態に陥ってしまった。日本共産党や社民党も脱原発を主張していたが、新たな未来の党へ未来を託したかったのだろう。それはやはり琵琶湖研究所職員として集落を回った嘉田由紀子の履歴、その期待だったと思う。その意味では私も彼女に期待することは大だが、やはり小沢一郎が介入したことで胡散臭さを禁じ得なかったのである。そもそも「生活が第一」は民主党で力を発揮できなかったグループであり、選挙に対する不安からだろう、嘉田由紀子のクリーンイメージを利用して新党結成に動いたに過ぎなかったからである。例えば東京1区から出馬した野沢哲夫は、毎日新聞のアンケートに対し、憲法改正は「賛成」、原発再稼働は「新基準新基準を満たした原発は再稼働すべきだ」、原発ゼロは「支持しない」と答えていた始末である。一枚岩の脱原発ではない。

同党が衆院選で惨敗したのはご存知の通りである。私は比例で同党に一票を投じたが、それは脱原発を明瞭に主張していたからに他ならないからだった。やはり仄かな期待があったのである。その期待というのは、自公への牽制、そして「第三極」とマスメディアが騒いだ日本維新の会へ票が少しでも流れないで欲しいという願いでもあった。結果を見ると、議席獲得に繋がらなかったものの、維新の会が比例区で異常なほどの支持を受けたのである。これは反民主党への意思と理解できるが、脱原発を標榜した未来の党へは流れなかったと言えるのである。比例区での得票を見ると日本共産党より下回っているのである。選挙後、嘉田由紀子がなんと「橋下さんと共同行動、十分にある」と表明したが、これにはさすが呆れてしまった。要するに知事と党首の兼務について、同じく政党協同代表を兼ねる橋下徹大阪市長の主張に賛同するというものであった。これには批判が集まったようで「今後、改めて熟慮」と弁解に追われる始末になった。次の正念場である来年の参院選まで、残り時間は少ない。反原発の流れを国政レベルで纏めるには知事をやっている暇はないはずだ。未来の党に未来を託すなら知事を辞めるべきである。私は彼女のあるべき姿として、同党を去って、滋賀県知事として大飯原発などの原発再稼働を阻止、母なる琵琶湖を守って欲しいと思っている。

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