2016年4月30日

スピーカー用バナナプラグ異聞

万が一の接触ショートを防ぐために保護チューブをプラグに被せた

Audio Technica AT6302
デジタルアンプPMA-50導入記の続き。オーディオテクニカのスピーカーケーブルAT6159を購入、アンプに繋ごうとしたら、スピーカー出力端子の孔がやや小さくてうまく通らない。高純度無酸素銅を使ったφ0.12ミリ×371本撚りのケーブルで、芯線の直径が3ミリと太いからである。そこでバナナプラグを導入することにした。バナナプラグというのは先端がバナナに見えるスプリング付きの接続端子のことである。同じくオーディオテクニカのソルダーレスバナナプラグAT6302をネット通販で購入した。ソルダーというのはハンダ付けのことで、これはハンダなしでケーブルを繋ぐようになっている。手先が不器用だが、なんとか写真のようにケーブルを付けることができた。パナナプラグは「本来、店頭やオーディオマニア宅など、日常的にスピーカーケーブルの抜き差しが多い環境の場合に、毎回の直接結線がめんどくさい状況で暫定的に使うもので、音質的には問題がある」という解説もネットで読んだ。また先端のバネで支えるので、経年変化で外れる可能性もあるそうだ。このような異聞が入ってくるが、音質面に関して言えば、年齢と共に劣化した聴覚では、微妙な音の違いを聴き分けできないと諦めている。経年変化はこれからだから何ともいえない。ただPMA-50は筐体が小さく、接続端子の間隔が狭いので、接触ショートを防ぐため付属の保護チューブを被せる必要がある。さらに着脱の際には電源を落とせば安心して作業ができるだろう。いずれにしても便利な小道具ではある。

2016年4月28日

DAC内蔵デジタルアンプPMA-50に満足

パソコンラックの天板にPMA-50を縦置きした

2月の下旬に「ちょっぴり前進したPCオーディオ装置」と題した一文をポストした。パソコンラックの天板の上に乗せたレコードプレーヤーの下にプリメインアンプを設置したのだが、どうも見栄えが良くない。アンプのほうが面積が狭いので不安定な感じがするのである。デノンのプリメインアンプPMA-390REはコストパフォーマンスに優れた逸品なので、別の場所にあるメインのオーディオ装置に使うことにし、新たに同社のUSB-DAC(デジタル/アナログコンバータ)内蔵のデジタルアンプPMA-50を導入した。ご覧のように縦方向に設置できたので、プレーヤーの横にうまく収まった。縦置き時の大きさは横幅80×高さ206×奥行258ミリとかなり小さな筐体だが、定格出力は50W+50W(4Ω)とパワフルで申し分ない。


背面パネル

写真は背面パネルだが、入出力端子がぎっしり詰まった感じである。デジタル入力はUSB×1、光デジタル×2、同軸デジタル×1と揃っていて、クラスDアンプらしい。PMA-50の最大特徴と言えるのが「DDFA(Direct Digital Feedback Amplifier)」である。英CSRが開発したもので、入力から最終段のPWM変調まで一貫してデジタルで処理をする。処理の過程でアナログに戻したり、それをまたデジタルに戻したりしていないので、音質劣化が生じないという。まさにハイレゾ時代のデジタルアンプ技術である。電源ケーブルを交換できるACインレットも見逃せない。コストパフォーマンスも高く、良い買物をしたと思っている。

2016年4月22日

WILL:意志、遺言、そして未来―報道写真家・福島菊次郎

画像をクリックすると拡大表示されます

日 時:2016年4月23日(土)~5月22日(日) 11:00~19:00(月曜休館)
会 場:堀川御池ギャラリー(京都市中京区押油小路町238-1)075-255-9023
企 画:立命館大学国際平和ミュージアムKYOTOGRAPHIE

2016年4月18日

アースエイドフェスティバル2016

画像をクリックすると拡大表示されます

日 時:2016年4月24日(日)
会 場:京都国際交流会館
 細:http://earth-aid-festival.info/

2016年4月13日

KYOTO駅ナカアートプロジェクト2016

画像をクリックすると拡大表示されます

日 時:2016年3月23日(水)~5月31日(火)
参 加:京都教育大学烏丸線:くいな橋駅
京都工芸繊維大学烏丸線:松ヶ崎駅
京都嵯峨芸術大学東西線:太秦天神川駅
京都女子大学烏丸線:五条駅・市バス車両1両
京都市立芸術大学東西線:二条城前駅
京都精華大学烏丸線:国際会館駅
京都造形芸術大学東西線:東山駅
京都橘大学東西線:椥辻駅
京都府立大学烏丸線:北大路駅
主 催:KYOTO駅ナカアートプロジェクト実行委員会
詳 細:http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000195371.html

2016年4月8日

世界ピンホール写真デーは4月24日(日)です

毎年4月の最終日曜日は世界ピンホール写真デーWorldwide Pinhole Photography Day)で、今年は4月24日(日)です。この日に制作されたピンホール写真をウェブサイトにアップロードすると、ギャラリーに掲載されます。私が管理しているFacebookグループ「ピンホール写真」にジョン・ニール氏からプロモーション用画像の投稿がありましたので、ここに紹介します。

WPPD  Welcome to the Worldwide Pinhole Photography Day Website

2016年4月6日

七条は「ななじょう」じゃない

バス停の案内板(京都市下京区七条通堀川)

井上章一著『京都ぎらい』(朝日新書)のあとがきで著者は、七は「ひち」である、と主張している。関東生まれ、関東育ちの私は京都に住んでるけど、「しち」と読む。井上氏は、だから上七軒は「かみひちけん」であり、七条は「ひちじょう」だという。私は「かみしちけん」「しちじょう」と呼んでいる。東本願寺のホームページのアクセスマップの英語版を見ると、バス停の烏丸七条は「Karasuma Shichijo」と書いてあるから、同寺は関東人に迎合しているかもしれない。その市バスだが、いつの間にか「ななじょう」と車内アナウンスするようになったし、バス停のローマ字は「Nanajo」と表記されるようになった。これは京都人ではない私でも違和感を禁じ得ない。一条(いちじょう)四条(しじょう)と紛らわしいという理由と言われている。しかしその四条も「よんじょう」と呼ぶようになるかもしれない。まさか九条葱(くじょうねぎ)で知られる九条は「きゅうじょう」にならないだろうけど。

2016年4月4日

2016年春期京都非公開文化財特別公開

画像をクリックすると拡大表示されます

日 時:2016年4月29日(金・祝)~5月8日(日)9:00~16:00
料 金:1ヶ所大人800円、中高生400円 ※「東寺 五重塔」は一部拝観料が異なります。
照 会:公益財団法人京都古文化保存協会事務局(075-754-0120)http://www.kobunka.com/

2016年4月3日

電源タップでアンプ破壊を回避する


PCオーディオのお話の続き。前回「オーディオアンプのACアウトレット奇譚」という記事を書いたが、ヤマハの「よくある質問」コーナーに、ACアウトレットからサブウーファーの電源をとると「定格出力以上の信号が入ってくることがあり、アンプの故障の原因となる可能性がございますので接続しないでください」という返答が載っていると書いた。当初私はアンプのACアウトレットにサブウーファー、USBデジタルオーディオプロセッサー、そしてレコードプレーヤーを繋いだが、その電源を切り忘れないためである。特にサブウーファーの電源のON/OFFは、パソコンの前の椅子に座ったままでは手を伸ばせないので、面倒という事情もある。それぞれの消費電力は25W、3.8W、2Wで、ACアウトレットの供給能力100Wを下回るから大丈夫と高を括ったわけである。しかもヤマハの「警告」はサブーウーファーの取り扱い説明書にも、デノンのアンプのそれにも書いていない。だから当初は気づかなかったといういきさつがある。定格出力以上の信号は台風の瞬間最大風速みたいなものだから、予想できないのだろう。ただ実際にアンプが壊れた例があるから、ウェブサイトに掲載したと思われる。回避策として、サブウーファー用に一口のスイッチ付き電源タップを購入した。スイッチONの状態でネオンランプが点灯するので、切り忘れることはない。これで一件落着。

2016年4月2日

桜花繚乱狂騒に辟易

琵琶湖疎水(京都市左京区岡崎円勝寺町)

歩いて数分の桜の名所、平野神社は花見茶屋があるし、酔客が多いだろうからと、バスと地下鉄を乗り継いで蹴上に出かけた。インクラインに出ると花見客でいっぱい。ここで引き返せばよかっただのが、折角だからと琵琶湖疎水沿いに岡崎公園の京都市美術館まで歩いた。人人人、自分もそのひとりなのだが、桜花繚乱狂騒に辟易とする。帰りのバスも満員。おまけに渋滞、他府県の自家用車が多い。地元で花見したら、と頭の中でぶつぶつつぶやく。懲りた。明日の日曜日は、家でじっとしていよう。

2016年4月1日

横尾忠則展「わたしのポップと戦争」のご案内

画像をクリックすると拡大表示されます

日 時:2016年4月16日(土)~7月18日(月・祝)10:00−18:00(金・土は−20:00)
会 場:横尾忠則現代美術館(神戸市灘区原田通3-8-30)078-855-5607
主 催:横尾忠則現代美術館・兵庫県芸術文化協会・神戸新聞社
詳 細:http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2016/04/post-4.html