2020年3月18日

高音質 Android 音楽プレイヤー jetAudio の実力

音楽ジャンルごとに自動設定してくれるイコライザー

最近導入した Chromebook をウォークマン化しようとは思っていないが、外出先で暇を持て余した時のためにと思い、挿入した MicroSD カードに音楽ファイルを約1,000曲コピーした。搭載されている音楽プレイヤーに必ずしも満足するとは限らない。AGC(Automatic Gain Control)と呼ばれる自動利得制御、すなわち信号が強くなると出力が大きくならないようにし、信号が弱くなると出力が小さくならないようにするシステムが欲しい。アルバム単位で聴く場合は最初の曲の音量調節すればよい。しかし複数のアルバムを順番をばらばらにして聴くシャッフル再生の場合は、曲ごとに音量調節が必要なのでイライラするからだ。

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以前使っていたスマートフォン Xperia Z3 はこの機能が備わっていたが、デフォルトで Chromebook に搭載されている音楽プレイヤーは対応していない。そこで Android 端末用アプリケーションを探してみた。まず目に止まったのが、フリーウェアの PIM player だった。試用したところ1曲ずつ手動でプレイリストに追加する必要があることが分かった。私は 1,000 曲以上ストレージしているので、結局やむなく導入を諦めてパスした。次にダウンロードしたのが Cowon America が開発した jetAudio だった。無料の Basic は機能制限があるので Plus 版を Google Play ストアでオンライン購入した。AGC 機能は無論のこと、正確な再生速度調節(50%~200%)など多機能だが、20バンドグラフィックイコライザーが突出している。自分で設定できない人には、音楽ジャンルごとに自動設定してくれるのも嬉しい。同名のパソコン用ソフト同様、実力十分のアプリケーションである。なおハイレゾ音源を再生することができる Onkyo HF Player もかなり評判が良いようだ。しかし目移りしていろいろ手を出してしまうと、無駄な出費をしそうなので、今回は試用を見送ることにした。

Google Play高音質の音楽プレイヤー Android 版ジェットオーディオプラスのダウンロード(Google Play)

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