2020年3月7日

俊足軽快 Chromebook 導入雑記

ランチャー画面(クリックで拡大)

ノートパソコンの更新が必要になり、ちょっと迷ったが、Chromebook に落ち着いた。購入したのは台湾の ASUS 社製 Flip C101PA で、液晶が10.1型。このタイプのノートでは最も小さく、愛用の英国製釣り用バッグ Brady Small Ariel Trout にすっぽり収まるのが嬉しい。Chromebook の特長はいろいろあるが、とにかく安いこと。実勢価格4万円弱だが、手にとってみると、仕上げが良く、高級感すら感ずる。本体以外に購入したのは Bluetooth 対応のマウスと MicroSD カード。タッチパネルやタッチパッドより、やはりマウスのほうが操作はラクだ。MicroSD カードは画像や音楽ファイルをローカルでストレージするために揃えた。

360°回転する C101PA のヒンジ
主役はウェブブラウザ Chrome で、他のデバイスで使っている Chrome と共有できる。従ってこのブラウザのユーザーは新たにブックマークや拡張機能などの設定をする必要がない。Google ドライブやフォトなどのクラウドサービスを共有できる。基本的には Windows ユーザーで、さらに Android 端末を使った経験があれば、導入は極めて簡単だろう。Chrome OS ではプロセスがサンドボックス内で行なわれるため、ウイルス対策が不要である。クラウドが主体になるが、オフラインでも使えるのは言うまでもない。例えば Google ドライブ。オフラインでアクセス・編集することが可能で、ネットに繋がった時に自動的に変更内容を同期してくれる。ここまで書いて気づくのは、じゃあ、デメリットはないかという疑問だ。Chromebook は前述の通りブラウザ Chrome のみが動作するノートパソコンであり、それゆえ動画や画像の編集などのヘヴィーな作業に向いていない。それからアドビ製アプリケーション、Microsoft Office などのフルバージョンは使えない。無論、文書作成はできるが、Office の完全版に比べると機能は劣る。ただ小型軽量なので、外出時のネットワーキングに力を発揮する。それが最大の特長で、導入の理由である。良い買物をしたと思っている。

google グーグル Chromebook および Chrome OS の概要と移行の方法・製品案内・使い方・その他

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