2012年11月22日

即原発ゼロを訴える候補者に投票しよう


原発をめぐる橋下徹の発言
日本維新の会代表に納まった石原慎太郎前東京都知事が今月20日、日本外国特派員協会で講演し、外交で発言力を確保するために、軍事的な抑止力は必要との認識を示した上で「核兵器に関するシミュレーションぐらいしたらいい。持つ、持たないは先の話だが、これが一つの抑止力になる」と述べ、核兵器保有について研究すべきだとの考えを示したという。個人的見解だというが、すでに衆院は解散、選挙態勢に入ってる今、政党党首としての発言とみてよいだろう。持論を展開したのだろうが、世界で唯一被爆した国の政治家としては許すことができない、実に恐ろしい発言である。これでも同党に票を投ずる日本人がいるとすれば呆れる。

この発言に反応したのかどうか不明だが、時事通信によると翌21日、橋下徹代表代行は大阪府松原市で街頭演説し、12月16日投開票の衆院選について「惨敗したら、もうこういう挑戦はやめる。2度も3度もできない」と述べたそうだ。これまでと違っていささか弱気な発言だが、政治家として志が希薄だと私は思う。橋下徹は「黒を白に変える弁護士」の典型といってもよい人物だが、なぜ多くの大阪府、市民が騙され続けているか不思議である。左図は原発をめぐる橋下徹の発言変遷であるが、クリックすると拡大するので読んで欲しい。こんな人物がリーダーである政党に投票しますか? 即原発ゼロを訴える候補者に投票しよう。間違っても日本維新の会の候補者には投じないで欲しいと思う。

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