2023年7月13日

ソーシャルメディア Threads と Twitter の大きな違い

Threads vs Twitter

新しいソーシャルメディア Instagram の Threads は Twitter ユーザーが16年の歴史を持つマイクロブログサイトからの流出を引き起こすか引き起こさないか、物議を醸すプラットフォームの変更に直面している時に登場した。Meta は Threads で Twitter に狙いを定め Instagram の人気を活用して短文コンテンツを共有する新しい場所を作りたいと考えている。立ち上げからわずか数時間で、数百万人のフォロワーを獲得した。まだ未完成であることは明らかだが Twitter の機能を Instagram ユーザーに適応させる方法がいくつかある。Threads がすでに Twitter よりも優れている点が1つか2つあるとさえ言える。しかし、だからといって Threads が Twitter に取って代わるというわけではない。それぞれのプラットフォームの使い方を分ける違いがかなりあるからだ。Twitter は他のソーシャルメディアプラットフォームに縛られていないので、好きな認証情報を使って独自に登録することができる。サイトの自律性により、いつでもアカウントを削除することができる。しかし Threads の場合は違う。アカウントを削除するには Instagram のアカウントを削除する必要がある。

Threads vs Twitter

その代わり Threads のアカウントを非アクティブにする方法を知っておくと、再アクティブにするまでプロフィールと投稿が非表示になる。つまり Threads はユーザーアカウントを人質に取っているようなものだからである。Twitter は、最初の iPhone が登場する以前にウェブサイトとしてスタートした。その後、プラットフォームは iOS や Android スマートフォン向けのアプリベースのバージョンを含むようになったが、ウェブサイト版は維持されている。これにより、ユーザーは自分のアカウントやフィードにアクセスする場所や方法を柔軟に選べるようになった。Threads は現在アプリのみで、iOS と Android のアプリストアからダウンロードすることができる。そのため、もっぱらモバイルのみでの体験となる。これは Meta の意図なのだろうか? 現時点では何とも言えないのだが Instagram のウェブサイトが、何年経ってもほとんど役に立っていないことを考えると Threads のサイトが優先されるとは思えないのである。

threads  Instagram と Facebook のサブスクリプション Meta 認証を日本でも提供開始 | 2023年7月13日

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