2020年8月22日

Amazon に頼らない生活

外出自粛で加速するインターネット通販

インターネット通販サイト大手 Amazon 日本法人が運営する有料会員向けサービス「Amazon プライム」のテレビコマーシャルに抗議し、ソーシャルメディア Twitter に「プライムを解約しました」と投稿する動きが広がっている。ハッシュタグ「#Amazonプライム解約運動」を付けたツイートをひとつ紹介しよう。
要するに松本人志や三浦瑠麗を起用したコマーシャルはけしからんという主張である。松本は川崎市で起きた児童殺傷事件の容疑者について「不良品」と発言したらしいし、三浦は徴兵制の導入を主張したり、テレビの「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、大阪に北朝鮮のスリーパーセル(工作員)が潜伏していると発言したらしい。三浦は政治学者であり、テレビのコメンテーターもしているらしいので、一企業のコマーシャルに出るのは問題を含んでいると思われる。 同じような思想を持った企業ではないかと Amazon は批判されているわけだが、肝心のコマーシャルを見ていないので、どうもピンと来ない側面もある。それよりも私はこれを機会に「脱 Amazon」を真剣に考えようと思い始めた。実は「#アマゾン不買運動」というハッシュタグが Twitter にあるが、それに乗ろうという魂胆ではない。Amazon に頼らない生活をしたいのである。

目指せ Amazon に頼らない生活
新型コロナウィルス感染症パンデミックのため、外出がままならない日が続いているが、例えば書籍の場合は書店に出かけたほうが良い。書棚を眺めていると、目的の書籍以外に思わぬ発見をすることがあるからだ。ただ書店が近所にない地方に住んでる場合はやはり通販に頼ることになるだろう。その場合は Amazon よりも、出版物専門商社トーハンが運営している e-hon がお薦めだ。問題は音楽 CD の購入である。私は「アメリカンルーツ音楽」というややマニアックなジャンルの音楽を愛好しているが、大型レコード店でも在庫は貧弱である。レーベルのサイトで新譜などの情報を入手、Amazon で検索するとおおむねヒットする。国内に在庫がない場合は、本国から取り寄せてくれるから凄い。国内最大級の取扱規模を誇る、日本出版貿易という輸入 CD 商社がレコード店に卸販売しているが、販売店を通じて頼めば取り寄せてくれるかもしれない。ただ国内に在庫がない場合、たった1枚のために海外から輸入してくれるかは疑問であるが。書籍や音楽 CD に限らす、Amazon は幅広い商品を扱っているので、つい無駄な買い物をしてしまう。もし Amazon から距離を置けば、便利さを失う代わりに、かけがえのない賜物を手にするかもしれない。

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