2019年5月9日

ショルダーバッグにこだわる浦島太郎

Brady Small Ariel Trout Bag and Fujifilm X100F

今月初めに投稿した「写真機と畳は新しい方が良い」と題したエントリーで、新しく購入した富士フイルムのデジタルカメラ X100F の写真を掲載した。ノースフェイス社のリュック型デイパック Single Shot を背景に撮ったものだった。しばらくこの組み合わせで外出していたのだが、長続きせず、以前使っていた、英国ブレディ社の釣り用バッグ Small Ariel Trout に戻した。タウンユース用デイパックの普及は目覚ましいものがあり、今やスーツ姿のビジネスマンも背負う時代と変貌した。容量が大きいし、両肩を使うので重量負担が小さい。そして両手が空くといったメリットがある。しかしながら、何と言っても、荷物を取り出すために、いちいち降ろすという面倒を避けられない。定期入れや携帯電話など、頻繁に使う小物の収納に向いていないというデメリットもある。そういう訳で後戻りしてしまった。コンパクトカメラ、そしてせいぜい野鳥観察用の双眼鏡や、文庫本などしか入れていないので、軽量である。余談ながらカメラ量販店のバッグ売り場を覗いたら、リュック型が主流になっていた。釣り用バッグを改造した、英国ビリンガム社のカメラバッグの特設ケースが消えていることに軽いショックを受けた。クッション地のインナーバッグを併用し、釣り用をカメラ用に転用するという、私自身のアイデアの元になった製品である。どうやら浦島太郎になりつつあるようだ。

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