2019年5月24日

1億200万画素は102メガピクセル

FUJIFILM GFX100

株式会社富士フイルムが昨日23日、1億200万画素のミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100」を6月下旬より発売すると発表した。35mm判(ライカ判)フルフレームの約1.7倍となるラージフォーマットセンサーを搭載した、ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」のフラッグシップモデル。センサーの対角線の長さが約55mm(横43.8mm×縦32.9mm)で、35mm判の約43mm(横36mm×縦24mm)の約1.7倍の面積を持っている。ニュースリリースによると主な特長は次の通り。
  1. 新開発の1億200万画素イメージセンサーの搭載などにより世界最高峰の写真画質を実現
  2. 像面位相差による高速・高精度AFを実現
  3. ボディ内5軸・最大5.5段手ブレ補正機構の搭載で手持ち撮影を強力にサポート
  4. 4K/30P動画撮影機能の搭載により高品位な映像制作ニーズに対応
  5. 小型・軽量かつ高剛性ボディなどで優れた実用性を発揮
  6. 多彩な情報表示機能などで快適な操作性を実現
  7. 世界最高クラスの約576万ドット超高精細電子ビューファインダー搭載で正確なフォーカシングが可能
  8. 「16bit RAW」「16bit TIFF」記録対応などプロの撮影現場のニーズに対応
  9. 専用バッテリー2個搭載、USB充電・給電対応などユーザーの利便性をさらに向上
ここでちょっと気になるのが画素の数え方である。例えば Nikon Z7 は4570万画素と表記されるが、大きな大きな量を表わすSI接頭辞である Mega(メガ)を使えば 45.70メガピクセルとなる。同じように GFX100 の画素数1億200万は102メガピクセルである。確かに102メガピクセルのセンサーは凄いと思う。しかし Z7 の約2.2倍に過ぎなく、どうやら「億」という単位に惑わされてしまう感じだ。キロ、メガ、ギガ、テラといった情報単位を何故使わないか不思議である。

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