2019年5月1日

写真機と畳は新しい方が良い

FUJIFILM X100F & NORTH FACE SINGLE SHOT

富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ「FinePix X100」を購入したのは2011年4月だった。発売後1カ月で入手したわけだが、様々な理由で飛びついた。レンズは23mmの短焦点、センサーはAPS-Cサイズ、従って画角は、焦点距離35㎜レンズを付けたフルサイズカメラに相当する。レンズ交換できな点が潔く、第一ゴミが入らないのが良い。レンジファインダーのフィルムカメラを彷彿させるデザインにも惹かれた。以来、今日まで使い続けてきた。壊れたわけではないが、ついに最新機を導入することにした。いま思い出すと、2013年2月に後継機「X100S」が発売されたときは、軽いショックを受けた。ローパスフィルターレスが採用されたからだ。ローパスフィルターは高周波を取り除き、モアレと偽色を抑えることができる。


そのために細かい模様をぼかすことになる。従ってローパスフィルターを外せば高精細、シャープな描写になる。だだわずか2年での買い替えは憚れた。さらに2014年11月に「X100T」が発売されたけど、これもパスした。そして2017年初頭に「X100F」がデビューした。2年を経過、いささか遅きに失したが、手を出すことにした。使い親しんできた初代「X100」が壊れたわけではない。外観は同じでも、中身の進化に反応せざるを得なくなったからである。細かい仕様に関してはメーカーのサイトに任すことにしよう。物欲は戒めなければならないが、高級ミラーレス一眼カメラより安価、決して贅沢ではないと自分に言い聞かせている。元号が変わっても、気持ちは新たにならないが「写真機と畳は新しい方が良い」と思う。写欲が沸いてきた。

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