復活したコダックの「K」マークロゴ(2016年)
「K」マークを外したロゴ(2006年) |
これはキヤノンのロゴ変遷史インフォグラフィックである。1933年に高級小型写真機の研究を目的とする精機光学研究所を開設、翌年、国産初の35mmフォーカルプレーンシャッターカメラ「KWANON(観音)」試作した。 観音菩薩の慈悲にあやかりたいという気持ちからのネーミングだったという。そして1935年に商標 CANON を出願している。私はカノン砲を連想したことがあるが、キリスト教の聖書正典、すなわちカノンを意味するようだ。創業時のロゴには、千手観音が描かれ、火焔をイメージした KWANON の文字がデザインされている。1935年のロゴは細い文字だが、時代を経るごとに次第に太くなり、現在に至っている。ロゴの変更は写真業界ばかりではない。かのグーグルも2015年9月に変更している。GIZMODO によると、ウロコがあるセリフ体はモバイルの小さな画面では潰れて読みにくくなることが問題だった。そこで小さな飾りがないサンセリフ体のフォントにして回避させたようだ。コダックの新しいロゴもサンセリフ体である。
Why Google changed its logo: the thinking behind the design (catchnews)
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