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中国国旗を焼く古思堯氏 |
尖閣諸島に上陸、中国と台湾の国旗を立てた香港の政治団体
「保釣行動委員会」は帰国して英雄扱いのようです。ところが思わぬ戸惑いも中国ネットワーカに広がってるようです。写真、白髭の活動家の名は古思堯氏(66)はその中心メンバーですが、彼が国旗を燃やしている画像がネットに投稿されたからです。釣魚島(尖閣の中国名)に旗を立てた人物がどうして同じ旗を焼くのか、どうも信じがたいというわけで、批判も多く寄せられてる様子です。古思堯氏は香港では有名な社会運動家で、1989年の天安門事件をきっかけに反中国共産党に転じ、以後、家族を中国大陸に残し、香港を拠点に様々な抗議運動をしています。彼にとっては、両者の行動、つまり反共と保釣行動は矛盾しないようです。とはいえ「保釣行動委員会」日本でいえば街宣車で騒いでいるが、誰も相手にしない政治団体のようなもの。中国本土および台湾から抗議船が出る動きがあったのですが、両政府はそれを抑えたようです。香港のグループは無視すべき団体に過ぎず、今回の行動は中国政府の意を汲んだものではありません。ところが、今回の日本政府の対応によって、彼らの存在がオーソライズされてしまったようです。
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