2011年6月22日

銀塩モノクロ写真へのリアクション


ソーシャル・ネットワーキング・システムFacebookに「Sketch on Kyoto with Rolleiflex」というアルバムを作って、ローライフレックスで撮った作品を投稿している。写真はアルバムをスクリーンキャプチャーしたものだ。二眼レフだから正方形なのだが、サムネイルは矩形になっている。寄せられたコメントを抜粋してみよう。
▼良いですねー。撮り終えた120フィルムの裏紙を封印するのが懐かしい…。▼通して見返してみました。トーンが美しい▼BWの1:1はやっぱりいいです。私のGRD2のMYセットにスクエアのBWをセットしました。RFではないですが大塚さんを見習ってちょっとトライしてみます▼改めて、グレーってきれいだなと思います▼ぼくはGX200でやってますー。階調を捉える練習▼銀座サービスセンターに持っていったらピント調整を無料かつ30分で仕上げてくれて、仕様上の特性まで教えてくれました。フィルムカメラの知識は、ないほうが良いみたい▼うーん。ハッセルにプラナー50あたりを引っ張り出そうかな~。うーん天気次第だ!▼他
これらを読むと、まずモノクローム写真に憧憬を抱いてる人が多いのに気付く。拙ブログ記事「富士フイルムX100のフィルムシュミレーション」でも触れたが、デジタルカメラにおいても、かつて黒白フィルムを使っていた人たちはモノクロモードに惹かれるようだ。そしてさらに、このような銀塩モノクロ写真を見ると、かつて使っていたフィルムカメラを引っ張り出してみようかという衝動である。これまでも何度か書いたが、デジタルカメラはネットワーク端末として優れているし、また新たな表現の可能性を秘めている。ただどっちが優れてるとかという論議ではなく、ある種の確かさを銀塩写真に感ずるのではないだろうか。それはボールペンではなく、フト万年筆を使ってみたくなる心理に似てるかもしれない。

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