2011年6月27日

茅の輪くぐりの茅には災厄が宿っている

茅の輪の飾り付け 平野神社(京都市北区平野宮本町) Fujifilm Finepix X100

大祓は6月30日と12月31日に行われる除災行事である。罪や穢れを除き去るための行事だが、6月の大祓は夏越の祓と呼ばれ、多くの神社で茅の輪くぐりが行われる。茅草で作られた輪の中を、和歌「水無月の夏越の祓いする人は千歳の齢(よわい)延ぶと云う也」と唱えながら、左まわり、右まわり、左まわりと8の字に3回通って(右図)穢れを祓うものである。昨25日、平野神社の前を通ったら、宮司らが神門に茅の輪の飾り付けをしていた。実は北野天満宮で一昨日この行事があったのだが、手が届く高さの茅が全部取られ、無残なので写真は撮らなかった。平野神社では明日の28日から30日にこの茅の輪くぐりができるが、茅は引き抜かないほうが良い。別にこれは写真のためではない。輸の茅を抜いて持ち帰り、家の入口に挿すと無病息災につながるという人がいるようだが、これは逆で文字通り「風評」に過ぎないようだ。京都新聞6月24日の記事は「智の輪とかけて、大茅の輪のカヤを抜いて持って帰る人が後を絶ちませんが本来は、罪やけがれ、災厄をカヤに移すことで無病息災を得るという風習です。カヤを持って帰ることは他人の災厄を家に持ち帰ることになるので、できれば抜かないでほしい」という北野天満宮権禰宜の加藤晃靖さんの談話を紹介している。

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