2011年6月5日

やはり梅小路公園でイルカショーが始まるようだ

朱雀の庭 梅小路公園(京都市下京区観喜寺町) Fujifilm Finepix X100

京都駅からの帰り道、市バスを途中下車して梅小路公園に寄ってみた。旧ブログに「京都水族館建設工事は想像以上に進んでいる」と題した一文を寄せたのが昨年12月29だから、半年ぶりということになる。インターネットのツイッターなどでも建設是非論が盛んであったが、最近は東日本大震災の影に隠れて余り話題になっていない感じがする。それでも最近では京都新聞が「淡水魚ゾーン1.5倍に」と展示内容見直しについて報じている。淡水魚関係のゾーンが割ほどだったが、変更後は3割以上となるという内容だが、イルカショーについては触れていない。開館が近付けば再び議論が沸騰するのではと想像している。建設現場の北側がテント地の幕で覆われてるので、東側の京都市都市緑化協会の屋上から写真を撮ろうとしたが、休日で入口が施錠してある。諦めて南側に回ると、かなり建設が進んだ建物の上部部分を見ることができた。イルカショーの観覧席の屋根らしきものができている。プールは南側が開放された設計になっているらしく、騒音をどう防ぐのかちょっと気になる。旧ブログにも書いたが、京都に水族館があってもいいと私は思っている。しかしイルカのショーは反対である。と言っても動物の権利や福祉といった重々しい観点からではない。人間が仕込んだ「芸」を見せることは、水棲動物の生態を展示する水族館の趣旨に反すると思うからだ。工事現場から少し西に歩き、日本庭園「朱雀の庭」に入ると、池畔のパンジーが咲き乱れているのが目に飛び込んできた。

0 件のコメント: