ファイザー社の新型コロナウィルス感染症 COVID-19 予防ワクチンの2回目の接種を昨日終えた。夜中に接種部位が痛み出し、目が醒めたが、次第に落ち着いてきた。どうやら副反応の心配はなさそうだ。予防ワクチン接種は当初。近所のクリニックに予約したが、ワクチンをが届くのが遅れるようだったので、集団接種に切り替えた。私は2005年に心筋梗塞を患い、以降三カ月ごとに総合病院の循環器内科で外来診察、血をサラサラにする薬などを処方してもらっている。気になったのはワクチン接種の際の服用薬による副反応である。電話で問い合わせたところ、医師とは話せず、看護師によると「接種はご自分で判断してください」というつれない返事だった。病院側としては、副反応に関する明確なデータがないので、接種するなとは言えないし、接種しても大丈夫とは断言できないということだろう。医学的知識がないのに自己判断は無理、自分なりに調べてみた。厚生労働省の「ファイザー社の新型コロナワクチンについて」というフライヤーをネットで入手、血をサラサラにする薬は「抗凝固薬」と「抗血小板薬など」の2種類に分類されるという。処方箋を改めて見ると、私が服用しているの「タケルダ配合薬:アスピリン・ランソプラゾール」で、これは抗凝固薬ではなく、抗血小板薬である。これなら副反応ゼロとは断言できないものの、通常通り接種を受けることにしたのだった。
画像をクリックすると拡大表示します(出典:厚生労働省) |
ところで日本経済新聞の「チャートで見る日本の接種状況」によると7月1日現在、国内の累計接種回数は累計接種回数4491万572回。6月30日現在の接種した人の割合は1億2712万人のうち、少なくとも1回接種は61.9%だが、2回接種は28.2%にとどまっており。菅内閣は東京オリンピックを強行したいがため新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当内閣府特命担当に河野太郎大臣を任命。さらに東京、大阪で自衛隊による大規模集団接種を始めたが、若干スピードが加速されたものの、欧米先進国から大きな後れをとっている。オリンピックといえば大会組織委員会はボランティア7万人分のワクチンが確保できたと発表した。新たに追加されたのは、モデルナ製。1回目の接種は、30日から来月3日まで。その後、1カ月の間を空けて、2回目の接種は、来月31日から予定されている。これでは、来月23日に始まる大会期間にかぶっていて、ボランティア活動が始まるタイミングには、間に合わない。これじゃ全世代にワクチンが届くのはいつになるか不透明だ。ワクチンに限らず、菅政権のコロナ対策は後手、後手続きでお粗末過ぎる。オリンピック強行で大掛かりな集団感染が起きる可能性は否定できない。東京の医療崩壊が心配である。
チャートで見る新型コロナウィルスワクチン日本の接種状況 | の本経済新聞
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