2020年9月23日

栄枯盛衰 Hardy の釣り用バッグ

Hardy Test Bag Japan Limited and Fujifilm X100F

タブレットとカメラを持ち歩いているが、自宅でたまに使っている ASUS 社製 Chromebook Flip C101PA を外出先でも使いたくなった。英国製釣り用バッグ Chapman "Troutbeck 12inch"(幅30cm×高さ25cm×奥行10cm)にちょうどぴったり大きさだが、ぴったり過ぎて窮屈だ。そこひと回り大きい釣り用バッグを探してみた。Chapman "Troutbeck 14inch"(幅36cm×高さ25cm×奥行10cm)がちょうど良いのだが、お目当てのカーキ色がない。そこでやや大き過ぎると思ったが、大は小を兼ねるので Hardy "Test Bag"(幅38cm×高さ30cm×奥行10cm)をネット通販で入手した。英国の Hardy といえば、創業1872年、フライフィッシングの歴史と共にある伝統ブランドだ。特にロッドとリールは有名だが、ラゲージも伝統がある。しかしウェブサイトによると、工場が老朽化、新工場の建設が計画されていたが、その前に、極東のタックル貿易の拡大という悪循環に巻き込まれ、深刻なキャッシュフローの問題に直面してしまう。

ポケット付きインサートボックス

そしておそらく2006年頃に中国に製造拠点を移さざるを得なくなったのようである。従って England 製の刻印があるモデルは中古市場に出回るものしか入手出来なくなってしまった。た。年々数が減ってきているため、高額で取引されているようだ。現在 Hardy ブランドのバッグは中国で製造されているようだが、実は日本でも国内限定販売用のモデルが作られている。写真を細かく見ると若干の違いがあるものの、ほぼオリジナルに近いデザインとなっている。実際に手にしてみると、縫製がしっかりしていて、ひょっとしたらオリジナル以上ではないかと思うくらいだ。真鍮のリングがふたつついているのも嬉しい。早速お守り用の鈴をぶら下げた。ただあくまで英国製に拘る人は手を出さないかもしれない。なおカメラを裸で入れるため、インサートボックス(バッグインバッグ)を探した。釣り用をベースにした Billingham カメラバッグを一時使っていたことがある。カメラを保護するインサートボックス付が特長だが、ジッパーを使っているのが残念である。昔ながらの素朴な造りのほうが壊れる部分が少ないし、長く使えるからだ。

WWW HARDY Bags Japan Limited Model ハーディ フライフィッシングバッグ 日本限定モデル

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