2020年9月9日

新しい Facebook のインターフェース

ダークモードに切り替えた画面

ソーシャルメディア Facebook のインターフェースが、新しいデザインに自動的に切り替わるようになってしまった。画面右上の▼をクリックすれば古いデザインに戻せるが、48時間後に再び元に戻ってしまう。実質的な強制移行である。デザイン変更で一番のウリは背景を黒にできる「ダークモード」らしい。目に優しいという。当ブログやもそうだが、使用しているテキストエディタ MIFES も背景を黒くできるが、白いまま使っている。また多くのポータルサイトも背景は白だ。背景が黒で文字が白より、背景が白で文字が黒のほうが視認性が優れていると思う(※)。生理学的なエビデンスはないが、ダークモードが必ずしも目に優しいか疑問である。フォントを大きくしたのはそのためかといらぬ疑いを持ってしまったが、そのぶんページ当たりの情報量が減少したのは確かである。他サイトから移動したときに違和感を大いに感ずるのは私だけだろうか。画像のアルバムへの振り分けが確実でないのは困ったものだ。バグがまだ残っている。ひとつだけ気に入ったのは画面上部のナビゲーションバーだ。ワンクリックで動画ウオッチ画面や、管理しているページなどにジャンプする。それはともかくインターフェースの突然の変更はユーザーに戸惑いを与えるだろう。もう少し試用期間を延ばすべきだったと思う。今まで使っていたボタンが何処にあるのかといった困惑である。例えば引っ越しした新しい町に住むと、何処に郵便局があるか最初は分からない。しかし住み続ければ迷わず郵便局に行けるようになる。仕方ない、慣れるしかないようだ。私が使っているブログサービス Blogger も最近インターフェースが新しくなった。レスポンシブという「悪魔の囁き」がウェブデザインの世界を徘徊し始めたようだ。

※ 京都大学付属病院眼科の医師に伺ったところ、黒地に白い文字の方が視認性が高いそうです。(9月10日)

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