2020年9月11日

元の鞘に収まったターンテーブル

書棚に再設置したターンテーブル

パソコンラックの天板に載せていた D0ENON のターンテーブル DP-300F を元の場所に戻した。アナログLPレコード音源のデジタル化という虚しい作業を打ち切ったからだ。設置場所は木製書棚の一部で、アンプは同じ D0ENON の PMA-390RE である。上に CD デッキ、そしてネットワークプレーヤーが載っている。アンプに PHONO 入力端子があるので、ターンテーブル内蔵の PHONO イコライザーのスイッチを OFF にする。水平調節を兼ね、ゴム足の下にパプラゲルの衝撃吸収材を敷いた。電源プラグはアンプの AC アウトレットに差し込んだ。音にうるさいオーディオマニアは AC アウトレットは無論、テーブルタップも使わずに、壁コンセントから直接取ったほうが良いと主張している。

再生機器の接続

事実、最近のアンプにはおおむね AC アウトレットはついていないようだ。加齢による聴覚劣化のせいかもしれないが、私には音質が落ちたという感触はない。DP-300F は演奏が終了するとトーンアームが元の位置に自動的に戻るのでレコード盤を傷めない。さらに PMA-390RE 30分間信号入力がゼロだと、電源がシャットダウンする。だから演奏途中でうっかり眠ってしまっても安心できる。メインに使っているフォノグラフカートリッジは SHURE M44G だが、製造終了になったため価格が高騰している。しかたなく非純正品の交換針 JICO 192-44G/DJ IMP を導入したところ、実に快調だ。純正は楕円針だが、丸針で、針圧が 3.5~4.5g と重いので、トレースが確実になったせいかもしれない。

PDF  ターンテーブルシステム DP-300F 取扱説明書の表示とダウンロード(PDFファイル 242KB)

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