2018年11月3日

マイクロソフト Office 2003 の蘇生

Windows 10 にインストール可能な Microsoft Office 2003

今年の10月の初め「Microsoft Office 365 に振り回される」と題した記事を投稿した。Office 365 を導入したら、突然パソコンから古いバージョンの Office が消えてしまったという一件だった。再インストールを試みたが、残念ながらできなかった。おまけにパソコンを起動するたびに AppVlsvSubsystems32.dll が見つからない、というメッセージが表示される始末で閉口した。ところがである、何をどうやったか自分では記憶がないのだが、そのメッセージが表示されなくなった。そのことを思い出し、とりあえず手元に Office 2003 のディスクがあるので、再びインストールを試みた。というのは「Windows 10 で Office 2003は 動作するのか」という記事が目に止まったからだった。それによると Office 2003 のサポートは、2014年4月9日に終了しているので、当然ながら動作保証はしていない。マイクロソフトは「セキュリティ更新をせず PC を利用し続けることは、PC の脆弱性を解決しないままで使用し続けることになり、セキュリティ上、危険な状態になります」と警告している。この点を認識した上でインストールしたという。私もダメで元々という気持ちで試みたところ、今度はすんなりインストールできた。はからずも15年前のソフトが蘇ったのである。ついでに Office 2007 のアップグレードパッケージも持っているので試してみたが、インストールの途中でエラー表示、作業がストップしたままになった。何故だか私には分からないが、とにかくダメなようだ。Excel は年にわずか1回、確定申告に必要な医療費の集計をするために使うくらいで、Word も使用頻度は極めて少ない。個人向け Office 365 の使用料は年間 12,744円、永続ライセンスだと 32,184円もする。滅多に使わないソフトゆえに私にとってやはり無駄な費用だ。かつて Windows マシンには Office がバンドルされていた。みみっちいようだが、昔はタダだったじゃないかという深層心理が働いてしまう。

www  2014年4月9日 Windows XP および Office 2003 の製品サポートが終了しました(Microsoft)

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