2018年10月3日

マイクロソフト Office 365 に振り回される


確か2週間ほど前だったと思うが、突然パソコンからマイクロソフトの Office が消えてしまった。事の起こりはデジタルメモ帳として Evernote を使っていたのだが、マイクロソフトの OneNote も良いと何かで読んで導入しようと思ったからだった。内蔵していた Office は古い 2007 で、再インストールを試みたが、残念ながらできなかった。調べてみたところ2017年10月10日、つまり1年前にサポートが終了している。そのせいかどうか不明だが、とにかく駄目であった。Office は大昔、写真教室用に Powerpoint を使ったくらいで、特に必要を感じているソフトではない。ところがパソコンを起動するたびに「AppVlsvSubsystems32.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性があります」というエラーメッセージが出るようになった。鬱陶しいことこの上もない。頭に血が上ったのか、自分でもどうやって操作したかよく覚えていないのだが、Office 365 をオンライン購入してしまった。ところが相変わらずこのエラーメッセージは消えなかった。
  1. Microsoft Windows の [コントロールパネル] に移動します。
  2. [プログラムのアンインストール] を選びます。
  3. プログラムの一覧で Microsoft Office を検索し、それをクリックします。
  4. 表示されたダイアログ ボックスで[クイック修復] を選んで [修復] ボタンをクリックします。
このトラブルに対する問い合わせが多いようで、マイクロソフトのサポートページには上記のような対処法が書いてある。この通りやってみたのだが、相変わらず駄目だった。同ページには「依然としてエラーが発生する場合は、上記の手順を繰り返します。ただし、今度は、[オンライン修復] を選びますと」「オンライン修復でも問題が解決しない場合は、Microsoft Office のアンインストールと再インストールを試す必要があります」とある。これも試してみたが徒労だった。ネット上にはこの問題に関する Q&A が山ほど投稿されているが、類似した解決法ばかりであった。最終手段として .dll ファイルをダウンロードするページを利用しようとも考えたが、ちょっと怪しげなサイトばかりで思いとどまった。もはや四面楚歌、修復は諦めて放置することにした。ところがである。まさにところが、昨日、これまた突然エラーメッセージが出なくなった。念のためパソコン内にファイル AppVlsvSubsystems32.dll があるか検索してみたが、見当たらない。もしかしたら Office 365 の仕様が変更されたのだろうか、実に摩訶不思議である。いずれにしても何故元に戻ったのか分からない。私にとってパソコンは相変わらずブラックボックスだ。

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