2012年7月9日

京都市の無線LAN計画とタブレット端末導入の検討

サンフランシスコの Google I/O 2012Nexus 7 tablet を紹介する担当者のヒューゴ・バラ氏 (6月27日)

京都市無線LANスポットのステッカー
タッチパネルを嫌ってるわけじゃないけど、アップルのiPhone、iPadに代表されるスマートフォンもタブレット端末も持っていない。なんとなく時代に取り残されてるような気分ではあるが、強く欲しいとは思っていなかった。強いていえばアマゾンの電子書籍リーダーKindleには若干の興味を持っている。でもこれは書籍に特化したものであろうし、日本語版が出た段階で考えてみようと思う。汎用タイプのタブレットはどうか。最近になってちょっと食指を動かしつつある。その最大の理由は、京都市が無料無線LANスポット「京都どこでもインターネット(KYOTO_WiFi)」600箇所を8月中旬以降順次設置して運用を開始すると発表したからだ。自治体が展開する無線LANスポット事業で、具体的な設置個所数が示されているものとしては全国最大規模だという。他の政令市の実は最多80箇所、しかも有料だそうだから、画期的な事業といえるだろう。観光庁の調査によれば、外国人旅行者が旅行中に困ったことの第1位が「無料の公衆無線LAN環境が整っていないこと」だったという。すなわち、割高なローミング料金のため、日本への旅行中にスマートフォンなどで手軽にインターネットを利用できない状況にあるわけだ。そこでこのような展開になったようだが、市内に住むものとして利用しない手はないと考えている。ネットブックでもいいが、やはり小型のタブレットがいいのではと思うが、視野に入っているのがグーグルのNexus7である。OSはAndroid 4.1 Jelly Bean、ディスプレイは7インチで、重さは340g、製造は台湾のASUS。価格は8GB版が199ドルで、16GB版は249ドル、やはり値段に惹かれる。平行輸入品が今月20日に発売になるようだが、8GB番が27800円でる。国内仕様はもっと安くなるだろうか。京都市の無線LAN施設状況に合わせ、秋になったら導入を検討したいと思ってる。

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