2012年7月24日

超ロングセラーのローランド調律チューナー


今月はじめ京都のライブハウス「拾得」で開催された「七夕コンサート」に飛び入り出演したが、楽屋でローランド社の楽器調律チューナー「BOSS TU-12」を取りだしたら、ちょっと珍しがられたようだ。本来ギター用だけど、無論フィドルにも使える。世界初のオートマチック・チューナーとして1983年に発売、2009年に発売中止になったというから、実に26年のロングセラーを続けたことになる。電子機器としてはギネス記録に値する長寿命製品と言えるだろう。ちょっと記憶は曖昧だが、発売当時買った筈だから、30年弱使ってきたことになる。実に古い代物だが、ちゃんと動く。強いて難点を言えば、角形の9V乾電池を使用することだ。電気店に行けば売っているが、コンビニなどには置いてないことがある。

デジタルカメラ用の多種多様の電池よりマシだが、やはり所持する電池は種類が少ないに越したことはない。先月購入したセコニックの単体露出計も単三電池で動くことが決め手となった。というわけで単四電池2本で動くコルグ社の「KORG CA-1」を最近購入してみた。一瞬クリップ式チューナーも視野に入れたが、やはり電池の問題があるし、第一ギターならいいけどフィドルには恥ずかしい。そもそも音叉で第2絃を合わせ、隣接する絃を5度の和音調絃をすべき楽器だからだ。なおTU-12は私のフィドルケースに入らないが、CA-1はコンパクトなので収まるのが好ましい。蛇足ながら現在TU-12を2台所有しているが、1台を残し、もう1台は誰か欲しい人に譲ろうと思っている。

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