ホットクラブ・クインテット: ステファン・グラッペリ (vln) ジャンゴ・ラインハルト (gtr)
実は私も知らなかった。昨年の6月に購入した、ウィーリー・ネルソンとマール・ハガードのCDに入っていて、アルバムのタイトルにもなっている曲"Django & Jimmie"の意味が分からず、調べたところジャンゴ・ラインハルトとジミー・ロジャーズのトリビュートと知った。アメリカのカントリー音楽に関しては若干の知識があるものの、ジャズに関しては全く疎い。ましてやヨーロッパのそれに関しては尚更で言うまでもない。だからジミーはすぐに分かったけど、ジャンゴは不明のミュージッシャンだったのである。ジャン・ジャンゴ・ラインハルト(1910-1953)はロマ(ジプシー)音楽とスウィング・ジャズを融合させたジプシー・スウィングの創始者として知られる、ベルギー生まれのジャズミュージッシャンで作曲家、という解説がインターネット百科事典
ウィキペディアにある。ジャンゴというのはニックネームで、ロマ語で「私は目覚める」という意味だそうである。ギターの他にバンジョーも弾いたという点は興味深い。彼の履歴に関してはネット上に多くポストされているが、
Biographiesの記述に詳しいので、興味ある方は一読されることをお薦めしたい。今回シェアしたビデオは1923年の貴重なフィルムだが、アメリカではやっとジャズを含めた商業レコードが世に出始めた頃である。この時代にヨーロッパでアメリカから輸入されたジャズが流行り、映画フィルムに記録されていたことに驚きを禁じ得ない。
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