2014年10月27日

万能STAP細胞はネス湖のネッシー

A view of the so-called Loch Ness Monster, near Inverness, Scotland, April 1934.

新聞各紙10月25日付電子版によると、理研(理化学研究所)は、国際出願していたSTAP細胞作製法の特許について、複数の国で出願の継続手続きをとったという。論文は撤回されたが、STAP細胞の存在は完全に否定されてはいないとし、検証実験も続けていることから、特許取得の手続きを進めることにしたという。発明者には、理研発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子「博士」も含まれているそうだ。これを読んだ私はスコットランド北部、ネス湖のネッシーを思い出した。1934年に写真が公開されて以来、多くの目撃例が報告されてきたが、未だに存在を立証できない未確認動物である。首をひねる動物学者が多いにも関わらず、その存在を期待する人が多いようだ。おそらく一般にはネッシーの存在が、完全に否定されていないというのがその理由だろう。論文が撤回されたにも関わらず、特許取得手続きという理研の措置は、科学のシロウトにはとうてい理解し難い。ネッシーにロマンをかき立てられている夢想家と同類に見える。

2 件のコメント:

  1. 騒いでいる新聞各社が、この件のニュース価値を過大評価していると思います。いちおう特許手続きを進めておくということが理研の自信を示しているわけでもないし、小保方氏だって公式に決定した処分以上の不利益を課される理由もないと思いますので。

    返信削除
    返信
    1. なるほど、メディアの過大評価ですか。ただ論文が取り下げられたにも関わらず、特許申請というのは、やはりシロウトには分かりづらいですね。

      削除