2021年7月7日

新しい Windows 11 がやって来る

刷新されるインターフェース

マイクロソフトの特設サイト 「Windows 11 登場」によると、新しい Windows 11 が2021年後半にリリースされるという。気になるのは Windows 11の提供開始で、Windows 10のサポートはどうなるのだろうか。また、同時に発表されたWindows 10 から Windows 11 への無償アップグレードの条件は、どんなPCでもクリアできるものなのだろうかという点である。Windows 10 がリリースされたのは6年前の7月末だったが、年2回提供される機能更新アップデートによって、機能を更新追加することで「Windows の最後のバージョンになる」とされていた。しかし Windows は生き長らえることになり、Windows 10 のサポート終了日が2025年10月14日に確定したという。Windows 11 への無償アップグレードは2022年前半から順次可能になるそうだが、Windows 10 PCが対象ではなく「ハードウェア仕様の最小要件」を満たす必要がある。要件がクリアできているかどうかは「Windows 11 登場」ページの「PC正常性チェック」ツールで確認できるというが、今のところツールはダウンロードできない。取りあえず最新情報を入手するためニュースレターの購読を申し込んでおいた。意外と敷居は高そうで、今使ってるマシンが使えない可能性もある。

Microsoft  Windows 11 のデバイス仕様の要件、バージョン、対応言語の確認方法について | マイクロソフト

2021年7月6日

中山ラビさんのジャケット写真撮影の思い出

中山ラビ1977年
中山ラビさん(新宿区高田馬場)1977年

シンガーソングライター中山ラビさんの訃報を知ったのは5日早朝、シバこと三橋乙揶君の Facebook の書き込みだった。友人からのメールで思いもよらぬラビさんの訃報を知ったという。続けて古川豪君から「昨日連絡しようと思ったですが、遅くなってしまいました。ラビさんが昨日4日夕刻亡くなりました。食道がんが肺に転移して5月頃から入院していたのですが」というメッセージが届いた。京都のライブハウス「拾得」の恒例『七夕コンサート』に今年は出ないと聞いていたので、体調不良と想像していたのだが、まさかの訃報である。ラビはユダヤ教における宗教指導者兼学者に由来するという。古川豪君のファーストアルバム『フルッチンの唄』を自主制作したのが1971年だから、その年だったと記憶している。京都市の北、北山杉で知られる周山街道をさかのぼると京北町がある。常照皇寺の九重桜と言えば分かる人が多いかもしれない。その京北町に「山国青年の家」というのがあり、フォークキャンプがあった。そこで出会ったのがラビさんだった。

Kitty Records – MKF 1012
キティレコード『なかのあなた 』(1977年8月)

彼女は詩人の中山容さんが訳詞したボブ・ディランの曲を歌って知られるようになったが、豊田勇造君らとの九州ツアーにお二人と同行したことが記憶に残っている。私は1972年に東京に転居したが、その5年後、彼女と再会した。LPアルバムのカバー写真を撮って欲しいとのことだった。それまでのアルバムはイラストだったが、初めてポートレート写真を使うという。撮影予算ゼロだったので、友人の写真家、中村弘太郎君のスタジオをタダで借りて撮影した。カメラは二眼レフのローライフレックスで黒白フィルムを使用したが、ディレクターからクレームがついた。「暗い」というのである。私自身は彼女の生い立ちが持つ「翳り」を表現したつもりだったが、商業レコードの世界では駄目らしい。そこでカラーで撮り直したのが『なかのあなた 』のレコードジャケットだった。文字が入る余地がありませんね、というデザイナーの言葉が耳に残っている。

2021年7月4日

エドワード・ホッパーにインスパイアされた写真家たち

Cape Cod Morning
Edward Hopper "Cape Cod Morning" ©1950

影響力というのは不思議なものだ。何かオリジナルな創作をしたと思ったら、ありえないほど似ていて、しかもそれが何十年も前のものだったりする。アメリカの画家エドワード・ホッパー(1882–1967)に影響を受けているといっても、必ずしも彼を真似ているわけではない。ホッパーは孤独や寂しさを描いた画家として知られている。他のアーティストが抽象的なスプラッターや色のブロックを描いていた頃、ホッパーはまだ風景やポートレートを描いていた。しかし不気味な光の使い方によって、彼の作品には不吉な予感が漂っていました。それは、先人の絵画とは異なる、皮肉なタイプのノワールだった。田舎の廃墟や都会の孤独を描いたホッパーは、空虚で孤独で広大なアメリカ精神のゴシックな側面を表現したのである。変化する西部の風景に焦点を当てた写真家ロバート・アダムズ(1937年生まれ)は子供の頃に初めてホッパーの絵を見た時のことを「写真は慰めになったが、もちろん永久に私を家に帰すことはできなかった」「しかし、その後の数ヶ月の間に、写真はは私に永続的な何かを与え始めた。光があれば、どんな場所も面白くなる」と書いている。以下の作品は Facebook のグループ "Inspired by Edward Hopper" に最近寄せられた写真である。

Gothenburg, Sweden ©Rolf Söderberg

Venice, Italy ©Giuseppe

London, England ©Niall McDiarmid

Venice, Italy ©Ilenia Martin

London, England ©Julia Fullerton-Batten
aperture Edward Hopper's Paintings Recreated As Photographs | DailyArt Magazine

2021年7月2日

新型コロナウィルス予防ワクチン接種狂騒曲

予防接種済証
新型コロナウィルスワクチン予防接種済証

ファイザー社の新型コロナウィルス感染症 COVID-19 予防ワクチンの2回目の接種を昨日終えた。夜中に接種部位が痛み出し、目が醒めたが、次第に落ち着いてきた。どうやら副反応の心配はなさそうだ。予防ワクチン接種は当初。近所のクリニックに予約したが、ワクチンをが届くのが遅れるようだったので、集団接種に切り替えた。私は2005年に心筋梗塞を患い、以降三カ月ごとに総合病院の循環器内科で外来診察、血をサラサラにする薬などを処方してもらっている。気になったのはワクチン接種の際の服用薬による副反応である。電話で問い合わせたところ、医師とは話せず、看護師によると「接種はご自分で判断してください」というつれない返事だった。病院側としては、副反応に関する明確なデータがないので、接種するなとは言えないし、接種しても大丈夫とは断言できないということだろう。医学的知識がないのに自己判断は無理、自分なりに調べてみた。厚生労働省の「ファイザー社の新型コロナワクチンについて」というフライヤーをネットで入手、血をサラサラにする薬は「抗凝固薬」と「抗血小板薬など」の2種類に分類されるという。処方箋を改めて見ると、私が服用しているの「タケルダ配合薬:アスピリン・ランソプラゾール」で、これは抗凝固薬ではなく、抗血小板薬である。これなら副反応ゼロとは断言できないものの、通常通り接種を受けることにしたのだった。

画像をクリックすると拡大表示します(出典:厚生労働省)

ところで日本経済新聞の「チャートで見る日本の接種状況」によると7月1日現在、国内の累計接種回数は累計接種回数4491万572回。6月30日現在の接種した人の割合は1億2712万人のうち、少なくとも1回接種は61.9%だが、2回接種は28.2%にとどまっており。菅内閣は東京オリンピックを強行したいがため​新型コロナウイルス感染症ワクチン接種担当内閣府特命担当に河野太郎大臣を任命。さらに東京、大阪で自衛隊による大規模集団接種を始めたが、若干スピードが加速されたものの、欧米先進国から大きな後れをとっている。オリンピックといえば大会組織委員会はボランティア7万人分のワクチンが確保できたと発表した。新たに追加されたのは、モデルナ製。1回目の接種は、30日から来月3日まで。その後、1カ月の間を空けて、2回目の接種は、来月31日から予定されている。これでは、来月23日に始まる大会期間にかぶっていて、ボランティア活動が始まるタイミングには、間に合わない。これじゃ全世代にワクチンが届くのはいつになるか不透明だ。ワクチンに限らず、菅政権のコロナ対策は後手、後手続きでお粗末過ぎる。オリンピック強行で大掛かりな集団感染が起きる可能性は否定できない。東京の医療崩壊が心配である。

health チャートで見る新型コロナウィルスワクチン日本の接種状況 | の本経済新聞