2015年5月12日

写真共有サイトFlickr「刷新」の迷惑

新しいFlickrのインターフェース

写真共有サイトFlickrが先週5月7日 "Flickr 4.0" の提供を開始した。曰く「アップロードから閲覧、写真管理、編集、共有まで、写真のワークフローを簡素化し、また異なる種類のデバイス(PC、スマートフォン、タブレット、TV)で共通した操作体験が得られるようにデザインをまとめた」という。私が同サイトに参加したのは2004年暮れ、ほぼ創設直後のことだったが、10年半の歳月が流れたことになる。そのFlickrが大がかりのインターフェース変更したのは確か2010年だった。いわゆるタイル状に写真を並べるものだったが、一挙に使いづらくなったことを憶えている。何よりも痛かったのは「重く」なったしまったことである。今回の改変も私にとって何らのメリットもない。同サイトは写真を通じたソーシャルメディアといった機能があるのだが、インターフェースの改悪によって、属していた30以上のグループもすべて退会した。残るは各国の公共アーカイブサイトによる古写真ページ "The Commons" の閲覧と、本来の利用目的である自分の写真のストレージのみになってしまった。私見では Yahoo! US の傘下に落ちてからの愚挙だと思っている。このFlickrに限らずFacebookその他ポータルサイトは、ときどき無用の仕様変更をする。それが多分システム管理者の仕事なんだろうけど、折角慣れたシステムを変更することは、ユーザーにとってはなはだ迷惑。下手にいじって欲しくない。

2015年5月8日

パラゴンに色褪せ始めたデスクトップ・オーディオ構築案

カフェ「ゴスペル」のJBLパラゴン(京都市左京区浄土寺上南田町)

JBL CONTROL ONE
先月下旬「ダリの小型スピーカーに戦慄」と題してオーディオ売り場に迷い込んだ話を書いた。実は迷い込んだというより、漠然とした伏線があっての行為だったと弁解したい。私のパソコンラックにはDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)経由で繋がった、ボーズ(BOZE)のアンプ内蔵アクティブ・スピーカーが乗っている。それなりの音がするものの、小さな筺体ゆえ、高音質とは言い難い。そこでデスクトップにアンプとスピーカーを置いたらどうかと考えたのである。目を付けたのがダリ(DALI)社製 "ZENSOR 1" だったのだが、ラックに乗せるにはスペース的に若干やはり無理のようだ。というわけで再びオーディオ売り場に出かけたのだが、JBLのコンパクトスピーカー"CONTROL ONE"の奥行きサイズが浅く、しかも安価だと分かった。3月末のエントリー「光ケーブルでPCオーディオが一歩前進」でレコードプレーヤーをラックの上に引っ越ししたと書いたが、このプレーヤーの下にデノン(DENON)のアンプ "PMA-390RE" を設置すればうまく納まる。〆て実勢価格5万円也。と、ここまで想像の枝が伸びたのだが、パソコンの音源は光ケーブルで従来のオーディオ装置に送れるようにしてあるから、これは無駄な出費になってしまうかもしれない。ところで、オーディオ売り場でも痛感したのだが、ブックシェルフ型のスピーカーは低音がボンボン響き、高音がシャリシャリ鳴る。オーディオは自然音とは違うとは言え、もっと落ち着いた音が出る、昔のオーディオ装置が懐かしくなり、京都・鹿ケ谷のカフェ「ゴスペル(GOSPEL)」に出かけた。美しい洋館で、二階に上ると、かのJBLのパラゴン(PARAGON)が目に飛び込んできた。このスピーカーに関しての私からの解説は遠慮したい。大型の楽器とも表現していいだろう、名機中の名機である。CDがかかっていたので、アナログLPレコードに切り替えていただいた。誇張しない低音、主張しない高音、なだらかな中音、やはりこの音である。3極管アンプも嬉しい。しばしパラゴンが奏でる音響空間に酔ううちに、デスクトップ・オーディオ構築案が色褪せ始めた。さて?

2015年5月4日

賀茂祭(葵祭)と平安装束と源氏物語

賀茂祭の平安装束  下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町)2014年5月15日

京都に住み始めたころ、毎日のように執り行われる社寺の伝統行事に余り興味を持てなかった。ただ仕事で撮影に付き合わされたので、主な行事は概ね観ている。祇園祭の神輿渡御は例外で、その山鉾巡行は岸和田のだんじり祭のような勇壮さはない。賀茂祭(葵祭)や時代祭は単なる仮装行列じゃないかと思ったくらいだった。ところが歳を重ねるうちに見方が変わってきた。特に平安装束の配色美、所謂「かさねの色目」に次第に惹かれるようになった。特に賀茂祭は遠く平安時代にルーツがあるので、余計に魅力を感ずる。
二条の大通りは物見の車と人とで隙すきもない。あちこちにできた桟敷さじきは、しつらいの趣味のよさを競って、御簾みすの下から出された女の袖口そでぐちにも特色がそれぞれあった。(途中略)とうとう前へ大臣家の車を立て並べられて、御息所の車は葵夫人の女房が乗った幾台かの車の奥へ押し込まれて、何も見えないことになった。それを残念に思うよりも、こんな忍び姿の自身のだれであるかを見現わしてののしられていることが口惜くちおしくてならなかった。車の轅ながえを据すえる台なども脚あしは皆折られてしまって、ほかの車の胴へ先を引き掛けてようやく中心を保たせてあるのであるから、体裁の悪さもはなはだしい。どうしてこんな所へ出かけて来たのかと御息所は思うのであるが今さらしかたもないのである。見物するのをやめて帰ろうとしたが、他の車を避よけて出て行くことは困難でできそうもない。(与謝野晶子訳)
井關家の葵(京都市北区上賀茂北大路町)
これは源氏物語第九帖「葵」の有名な「御禊見物の車争いの物語」のさわりである。禊の儀式に同行する光源氏の姿をひと目見ようと、都中の女性たちが一条大路に集まった。正妻である葵上は妊娠していて気分がすぐれないが、周囲の勧めもあって祭の見物に出かける。ところが牛車で立て込んでいて、止める場所がない。葵上の従者たちは他の車を押しのけて止めようとするが、そこにあったのは源氏の元恋人、六条御息所の乗った牛車だった。血気盛んな双方の若い従者たちの罵声が飛び、しまいには乱闘となって御息所の牛車は破損してしまった。源氏の姿を見るためにお忍びで出かけた葵上は、この騒ぎで市井の人々に醜態を晒してしまった。これが顛末である。ところで昨日、上賀茂神社の社家町界隈を散策、京都市の有形文化財になっている、井關家の庭で双葉葵を撮らせてもらった。写真をクリックすると拡大表示するのでその詳細をご覧できると思う。賀茂祭にちなんで賀茂葵と呼ばれている。今月15日、参列者はこの葵を身に着ける。

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2015年5月1日

5・3憲法集会in京都のお知らせ

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日 時: 2015年 5月3日(日・祝) 開場13:00 開会14:00
会 場: 円山音楽堂(祗園・円山公園内)雨天決行
主 催: 憲法9条京都の会京都96条の会
企 画: 5・3憲法集会実行委員会

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