2014年11月7日

トイ・ストーリー4がやって来る

バズ・ライトイヤーとウッディ

ディズニーのファンクラブ「D23.com」によると、ディズニー社は人気アニメ映画「トイ・ストーリー4」を制作し、3年後の2017年6月16日に公開するという。監督はジョン・ラセター、脚本はラシダ・ジョーンズとウィル・マコーマックが担当する。第1作がアメリカで公開されたのは1995年だが、翌年私はそれをを映画館で観た。フルCGの3Dアニメーションという興味からで、技術面に目を奪われ、肝心のストーリーをすっかり忘れていたが、後に3作のDVDを購入、仔細を観察、理解できた。第3作では大学生になったアンディから玩具好きの女の子ボニー・アンダーソンにウッディやバズ・ライトイヤーを預ける。これはピクサーのCEOだったスティーブ・ジョブスの息子リードが高校を卒業したこととオーバーラップする。この3部作はジョブスが大事に温めていたもので、最後は大きくなったアンディが実家を離れ、大学に進学するというものだった。だから続編制作はジョブスの遺志に反するし、まさか続編が作られるとは思っていなかったが、果たしてどんなストーリーになるのだろうか。写真は我が家にある実物大フィギュアである。

2014年11月6日

メトロポリタン美術館が400,000余りの画像をオンライン公開


ニューヨークのメトロポリタン美術館が、非営利目的ならダウンロードし使用することができる、400,000余りの高解像度デジタル画像をオンライン公開した。レンブラントが1660年に描いた自画像の12メガピクセルの画像から、おおむね2世紀にまたがる18,000以上の写真に至るまで、アーカイブされた画像をダウンロードできる。下記メトロポリタン美術館のロゴをクリックすると当該ページに移動する。

 http://www.metmuseum.org/collection/the-collection-online

2014年11月5日

エボラ出血熱に対し渡航制限などの措置をした国々

Ebola virus: Countries with travel restrictions in place
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朝日新聞11月1日付電子版によると、カナダ政府は10月31日、エボラ出血熱が大規模に流行している国に滞在していた人を対象にビザの発給を停止すると発表。先進国では、オーストラリアに続く2カ国目の措置とみられるという。WHO(世界保健機関)が「渡航禁止が防御の有効な手段であることを示す証拠はない」と、オーストラリア政府の対応を批判したばかりだった。上掲の地図はCNN11月4日電子版に掲載されたもので、渡航制限などの措置をした国々を図示している。11月3日にインターナショナルSOSが公表したデータを元に作成したという。詳細は下記ボタンをクリック、リンク先を参照していただきたい。

International SOS  Travel restrictions, flight operations and screening. Nov. 03, 2014 14:54 GMT

2014年11月2日

東京藝術大学教授を退任する河北秀也さんの回顧展

河北秀也「空想の惑星で」(iichikoのボスター)2013年

帰らざる傘(1976年)
河北秀也さんの「東京藝術大学退任記念・地下鉄10年を走りぬけて・iichikoデザイン30年展」が今月13日(木)から26日(水)まで、東京藝術大学大学美術館で開催されることを知った。2003年から務めた東京藝術大学美術学部教授の退任を記念して行われる同展で、これまでに手掛けてきた作品の数々を展示、「人間の幸せという大きな目的のもとに、創造力・構想力を駆使して私たちの周囲に働きかけ、様々な関係を調整する行為がデザインである」を活動理念に掲げる河北の作品世界を探るという。河北さんといえば出世作、東京地下鉄の路線図、そして旧東京営団地下鉄のマナーポスターが思い出される。マリリン・モンローの映画ポスターのパロディ「帰らざる傘」や、同じくチャーリー・チャップリンの「独占者」など、数々の傑作が今でも脳裡に強烈に残っている。一世風靡したシリーズで、1982年まで続いた。地域が限定されていたし、時代が遡るので、一連のポスターを知らない人も多いだろう。しかし全国の駅に現在貼られている大分県宇佐市の焼酎「いいちこ」のポスターと言えば「ああ、あれか」と頷く人が多いのではなかろうか。河北さんが企てた焼酎「いいちこ」の商品企画で、醸造元は売り上げを伸ばし、日本蒸留酒ランキング第1位に押し上げたという。そのポスター展が2008年4月に大阪であり、そのあたりのエピソードをいろいろ聞いて大いに感心したことが思い出される。九州の名もなき焼酎メーカーの社長さんが、地下鉄ポスターの評判を知り、河北さんを訪ねたらこう言われたそうである。「宣伝部を作らないことを約束してください」と。そのような中間部署のスタッフは必ず邪魔になるという。つまり「商品の写真が小さい」などということを会社の上層部に進言する。

独占者(1976年)
するとそれがデザインの現場に圧力となって跳ね返ってくるというのだ。そういえば浅井慎平さん撮影の焼酎の瓶は小さい。一連のポスターは海外で撮影されているそうだ。人々はポスターの風景を見て安堵し癒される。それは日本の景観が破壊され、余りにも悪化してしまったことへのアンチテーゼだという。「美術や音楽は、個人的自己表現を通 じて個性を世の中に対峙させ、人心の変革を迫るものであるが、デザインは世の中に対して直接的に変革のプログラムを提出する」と彼は強調する。1980年代半ば、ある雑誌のために2回ほど河北さんと仕事をしたことがある。その時「写真は素材である」と強調していたのが印象的だった。私は彼の指示で猫の写真を撮った。まさにそれは「部品」としての写真で、最終的には合成によって猫がパソコンのキーボードを叩いてる画像になった。それは無論、広告写真ではなかったが、広告業界というのはデザイナーがカメラマンの上に立つ司令官なのかと思ったものである。著書『デザイン論』では「料理でもいい素材を使うかどうかがおいしさのキメ手であると同様、素材は重要である」と続く。さらに「デザインはある意味で個人的な創作活動ではない」と主張、「問題は表現手段や発表の方法ではないのである。絵画も、精神的豊かさと 金銭的豊かさを同時に求め出したことで失敗しかかっている。軽文化として軽蔑されてきた分野にチャンスが巡ってきた時代に煽られずに、自分なりの表現手段を信じてやれば、この混沌の中では充分開花できる可能性がある」というのだ。 一緒に仕事をした当時、私はこの点を理解していなかったようだ。