2024年11月16日

英国ガーディアン紙が X 公式アカウントによる X への投稿を停止

Elon Trump

英国のガーディアン紙デジタル版によると、イーロン・マスクのソーシャル・メディア X に同紙の公式アカウントからコンテンツを投稿しないことを発表した。読者への発表の中で、以前はツイッターと呼ばれていたこのプラットフォームを利用する利点は、現在では否定的な点よりも大きいと考えていると述べた。ガーディアン紙は X に80以上のアカウントを持ち、約2,700万人のフォロワーがいる。同紙は極右の陰謀論や人種差別など、プラットフォーム上のコンテンツについて長年懸念してきた。また同サイトの米大統領選報道が同紙の決定を具体化したと付け加えた。「極右の陰謀論や人種差別など、不穏当なコンテンツがしばしばこのプラットフォームで宣伝されたり、発見されたりすることから、これは以前から検討していたことだ」という。「X は有害なメディア・プラットフォームであり、そのオーナーであるイーロン・マスクが政治的言説を形成するためにその影響力を行使することができる」とも。反ヘイトスピーチキャンペーン団体と EU は、大富豪であるマスクが2022年に440億ドルで買収して以来、同プラットフォームのコンテンツ基準をめぐって批判してきた。

X_logo

言論の自由絶対主義者」を自認するテスラの最高経営責任者は、陰謀論者のアレックス・ジョーンズ、女性差別主義者のインフルエンサー、アンドリュー・テイト、英国の極右活動家トミー・ロビンソンなどの禁止されたアカウントを復活させたのである。ただザ・ガーディアンの公式アカウントは撤退するが、個々の記者がサイトを使用することに制限しないという。この発表に対してマスクは、ガーディアン紙は「無関係」で「手間のかかる下劣なプロパガンダ機関」だと X に投稿したという。今月、ベルリン映画祭は公式な理由を挙げずに X をやめると発表し、先月にはノースウェールズ警察が「もはや我々の価値観と一致しない」という理由で X の使用を中止したと発表している。私自身は今後の推移を見守るため、アカウントを保持しようしようと思っている。政治家を含めいまだに社会問題をポストしている人たちが信じっれない。以下のリンク先は参考にしたガーディアン紙の記事「ガーディアンは公式アカウントからのイーロン・マスクの X への投稿を廃止」の全文である。

The Guardian Platform’s coverage of US election crystallised longstanding concerns about its content

0 件のコメント: