前エントリー「英国ガーディアン紙が X 公式アカウントによる X への投稿を停止」で英国のガーディアン紙が、イーロン・マスクのソーシャル・メディア X に同紙の公式アカウントからコンテンツを投稿しないことを発表したと書いた。同紙は「X は有害なメディア・プラットフォームであり、そのオーナーであるイーロン・マスクが政治的言説を形成するためにその影響力を行使することができる」としたが、私自身は今後の推移を見守るため、アカウントを保持しようしようと思っているとも。しかし意に沿わないソーシャルメディアに席を持ち続けるのが空しくなし、思い切ってアカウントを削除した。何度か X を批判する記事を書いていたが、所詮犬の遠吠え、離脱した方がすっきりすると痛感したからだ。そして新たなプラットフォーム Bluesky に移行したわけである。11月14日付け Fastcompany の記事によると「イーロン・マスクがドナルド・トランプをホワイトハウスに復帰させたことが転換点となり、分散型 X の代替手段に人々が集まる中で Bluesky には力がある頻繁に聞かれるようになったようだ。
Bluesky によると、先週から100万アカウントがネットワークに参加し、ユーザー数は合計で約1,500万人になった」そうである。さて Bluesky だが日本語は無論のこと、多言語に対応している。そしてインターフェースが X に酷似している。と思った人は、理由を聞けばなるほどと納得するはずだ。そもそも Bluesky 作ったのは Twitter 創設者のジャック・ドーシー氏だったのである。Bluesky が注目に値するのは AT プロトコルと呼ばれるオープンフレームワーク上に構築されていることで、これにより、特定の企業が所有しない分散型ネットワークが実現する。テキスト駆動型ソーシャルメディア・フィードの中で最もオープンであることである。メタバースの Threads よりも話題性が高く、分散型ソーシャルメディアの Mastodon よりも簡単に参加できる。逸話的に言うと、現在の Bluesky の雰囲気は繰り返しになるが 2000 年代後半の X (まだ Twitter と呼ばれていたころ) に似ている。今のところ日本人は少ないようだが、参加する人が増えるにつれてく歓迎される雰囲気だ。
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