久しぶりに三浦瑠麗の名を目にした。自称国際政治学者三浦瑠麗と衆議院議員の米山隆一のX(旧ツイッター)でのやりとりを引用したデイリースポーツ紙の記事だった。2月8日に三浦瑠麗が「政治家はSNSじゃなくてリアルで仕事した方がいい」とつづったが、これに対し翌日、米山隆一が「自意識過剰的に仮想対象の一人かなと言う事でコメントすると、それはSNSの影響を見誤っていると思います」と真っ向から否定したのである。
自意識過剰的に仮想対象の一人かなと言う事でコメントすると、それはSNSの影響を見誤っていると思います。トランプ氏の力の源泉の一つがSNSである事が典型ですが、今は可成り地方の戸別訪問をしても「ツイッター見たよ!」と言われ、SNSでの影響力は政治家の力の一要素です。コメンテーターは政治家じ… https://t.co/NdxaP0jN2k
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) February 8, 2024
米山隆一は医師で弁護士でもある立憲民主党の論客だ。積極的にSNS を利用しているし、米国のドナルド・トランプ前大統領が旧ツイッターの強い影響力を知らしめたのも事実である。余談ながら彼のツイートが極右の過激派を駆り立て、米連邦議会襲撃事件につながったのである。これによってアカウントが剥奪されたが、イーロン・マスクはこれを復活させている。ところで弊ブログは三浦瑠璃を過去2回取り上げている。「三浦瑠麗『大喪の礼』誤読奇譚」(2022年8月3日)と「三浦瑠璃を重用してきたテレビ番組の功罪」(2023年2月1日)である。私はフォローしていないのでよく分からないが、彼女はX(旧ツイッター)を頻繁に利用しているらしい。政治家が使うのが駄目なら、学者も論文制作などの仕事に没頭したらどうかということになる。いっそのこと岸田文雄や河野太郎に対し、名指しで使うなと提案したらいかがと、余計な一言をつぶやきたくなる。下記リンク先は山猫総合研究所の公式サイトである。テレビの世界から引導を渡されて表舞台から姿を消したが、捨てる神あれば拾う神あり、文藝春秋電子版が配信している「炎上上等対談」の司会を担当するなど、それなりに活動の場を与えられていることがアクセスして分かった。
YAMANEKO RESEARCH INSTITUTE | PROFILE | BOOKS | REPORTS | NEWS | CONTACT
0 件のコメント:
コメントを投稿