2023年4月5日

柴犬に追い払われた青い小鳥

doge
Elon Musk is now using the design of Twitter itself to make hilarious ? jokes.

ソーシャルメディア米ツイッターのウェブサイトで表示されるロゴが今月4日、同社のシンボル「青い小鳥」から暗号資産(仮想通貨)「ドージコイン」のロゴの「柴犬」に突然変わった。ロイター通信によるとドージコインが急騰し、時価総額が約40億ドル押し上げられたという。イーロン・マスクはの筆頭株主であり CEO(最高経営責任者)である。ツイッターは単に商売ではなく、公共性を持った言論プラットフォームであるので、ジョークにしてはいささか逸脱した行為である。英語の tweet(ツイート)は小鳥の囀りを意味するが、オーディオ装置の高音専用スピーカーも tweeter(ツイーター)と呼び。語源はおなじである。これと同様に、低音専用スピーカーは woofer(ウーファー)と呼ばれているが、これは犬の唸り声に由来する。

Musk & Twitter

青い小鳥よりも柴犬のほうが良いならいっそウーファーと改称したらいかがだろう。小鳥の囀りはいわば他愛無いお喋りで、創業当時のコンセプトだった。今や喧々諤々の議論が沸騰することがしばしばあるので、ウーファーこそ相応しい名称だと思えるからだ。ところで今年4月1日に従来の認証済みチェックマーク(いわゆる青バッジ)の削除を開始すると発表したが、昨日4日現在、まだ新旧の青いチェックマークが混在している。認証サービスへのサブスクをしないと宣言した New York Times の認証マークは削除されたようだが、同じ様に宣言した他のメディアにはまだついているのあるという。同様に Twitter Blue に加入しないと宣言したプロバスケットボール選手のレブロン・ジェームズのアカウントにもまだ青いチェックマークがついている。認証マークの削除のほとんどは手動プロセスで、自動で剥がせないようだ。下記リンク先は、マスクが有料の サブスクリプションの購入を拒否した New YorkTimes の青いチェックマークを削除したようだというフォーブス誌の記事である。

Forbes Musk Revoke N.Y. Times' Blue Checkmark For Refusing To Buy Paid Twitter Subscription

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