2020年12月28日

ソフトバンクが Chromebook を3月にリリース

360°回転する液晶ディスプレイ

携帯大手ソフトバンクのプレスリリースによると、教育機関および法人向け新商品として LTE ネットワークを通していつでもインターネットに接続できるグーグルの Chrome OS 搭載のノートパソコン Dynabook Chromebook C1 を、2021年3月上旬以降に発売するという。主な仕様は次の通り。

通信方式PDFファイルの表示とダウンロード
最大通信速度(下り/上り)測定中
サイズ(幅×奥行き×厚さ)/重さ測定中
駆動時間測定中
ディスプレー約11.6インチ HD/TFTカラーLED液晶
カメラ(画素数)メイン:有効画素数約100万/サブ:有効画素数約500万
Bluetootd®Ver.5.1
内部メモリROM:32GB/RAM:4GB
CPU(クロック数/チップ)2.4GHz+1.8GHz(8コア)/Snapdragon™ 7c
Wi-Fi(対応規格/周波数)IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
OSChrome OS
カラーCool Black
Dynabook Chromebook C1 

シャープと Dynabook が共同開発した GIGA スクール構想に準拠した LTE 内蔵の Chromebook で、ブランドは Dynabook だが、シャープにとっては、事実上のパソコン事業再参入という見方もできそうだ。ちょっとややこしい話だが Dynabook はシャープと東芝が共同出資していた PC メーカーだった。ところが2018年 PC 事業を担っていた東芝の子会社「東芝クライアントソリューション」の株式の80.1%をシャープに売却。 東芝クライアントソリューションは同年 Dynabook に社名変更したという経由がある。シャープによると、2月下旬から順次ソフトバンクに納入するという。当初は教育現場や企業をターゲットにすると思われるが、行き渡った場合、SIM カードスロットが装備されているし、一般にも携帯電話ショップで購入可能になるかもしれない。私はすでに ASUS 10.1インチ C101PA を持っているが、起動が早く、バッテリ稼働時間が名が長いので、なかなか快適である。印刷機能に不満があるが、このような Chromebook の登場により普及が加速すれば、より優れたアプリケーションが生まれるのではと期待している。

technology 文部科学省 | GIGA (Global and Innovation Gateway for All) スクール構想の実現について

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