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米司法省とテキサスなど11州が今月20日、米テクノロジー大手の Google がインターネット検索市場やオンライン広告の独占を維持するために、トラスト法(独占禁止法)に違反したとして、連邦地裁に提訴した。ただ11月3日に米大統領選を控える中での提訴をめぐっては、トランプ大統領が2期目当選を果たした場合に、インターネット分野における企業の影響力に立ち向かうつもりだと示すためではないかとの疑問が上がっているという。Google は米国の情報技術産業における巨大企業 GAFA 四社のひとつである。この GAFA について私がどう関わっているか整理してみたい。
- 検索は Google を使っている。検索したキーワードを元に、関連する広告が現れる。これが資金源なんだと分かるが、他の検索システムは機能が劣るので、つい使ってしまう。このブログは Google のサービス Blogger だし、どうあがいても Google と縁を切ることができない。動画共有サイト YouTube には若干のファイルを投稿しているが、多用はしていない。音楽を聴くときは Spotfy を主に利用している。運営企業がスウェーデンで、米国でないことにほっとする。
- Apple
- かつて Macintosh を使っていたこともあるし、iPhone のユーザーだったこともあるが、今はアップル製品を使っていない。スティーブ・ジョブズは凄いけど、彼の下では仕事をしたくない、というエピソードが残っている。私はスティーブ・ジョブズを尊敬するけど、アップル製品には手を出さない。iPod は音楽アルバムという概念を破壊した。外出時にタブレットで音楽を聴くときは、シャッフル再生している。ジョブスの悪しきレガシーだ。
- 所謂ソーシャルメディはこの Facebook と Twitter のアカウントを持っている。政治論議はエコーチェンバー現象に惑わされる弊害があるので、その点は注意を払っている。FBフレンドは海外ユーザーの比率が大きく、その意味では世界と繋がっている。フォローしてる海外メディアから、日本のマスメディアが報じない情報が入手できる点は大きい。ページ「アメリカンルーツ音楽」を運営、閲覧者が4,000人弱もいるので、Facebook から逃れることはできない。
- Amazon
- 書店その他がない地域では通販サイトの存在は必須のシステムだ。だからただ通販サイトそのものは否定しない。Amazon は巧みなサイトで、つい頼ってしまう。特に輸入レコードや洋書は、私が住んでる京都市内の店舗より強力である。しかし、例えば丸善のような大型書店に足を運ぶと、目的以外の書物が目に入り、思わぬ拾い物をする。しかし Amazon はダーティな噂もあるし、最近、思い切ってアカウントを削除した。
というわけで Amazon に頼らない生活を始めたわけだが、通販サイトの利用を辞めたわけではない。最近では英国製釣り用バッグを東京のアウトドアショップのサイトから、東芝のノートパソコンをヨドバシカメラのサイトから取り寄せた。私は L.L.Bean の製品が好きだが、実店舗が京都にある。しかし通販のみの商品があり、同社のサイトを利用した。店舗にない商品を米国から取り寄せてくれるのが嬉しい。
The House Antitrust Report on Big Tech - The New York Times (PDF file 105MB)
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