2020年6月24日

ブラウザ Brave を試用する

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ブラウザ Brave ウィンドウズ版をインストールした。Brave はオープンソースの Chromium をベースにしたブラウザで、JavaScript の開発者として知られる、ブレンダン・アイクが Brave Software を設立し開発した。従ってグーグルの Chrome と使い勝手は酷似しているし、Chrome の拡張機能も使える。異なるのは新しいタブを開くと、ブロックした広告とトラッカー数、節約した帯域幅、節約した時間が表示される。つまり最大の特長は広告を排斥し、高速化を図るという点である。ネット広告を頭から否定する気持ちは毛頭ないが、不要な広告に時間を奪われるのは精神衛生上できれば避けたい。また例えば画像が点滅するような広告は、目が疲れるし、反発すら感ずる。また閲覧履歴を元にユーザーの関心を引こうとする、行動ターゲティング広告も不快である。Brave を使うと、広告が表示されないのですっきりした画面になる。驚いたことに動画サイト YouTube の広告もスキップすることだ。有料版 "YouTube Premium" を導入すれば広告は非表示になるが、Brave が無料である点は大きい。広告非表示による時間の節約は、スマートフォンのユーザーにメリットがあると思われる。ブラウザで消費するデータ通信料を減らすことができるからだ。アイルランドのダブリン大学トリニティカレッジで行われた研究によると、人気ブラウザを比較した調査で、Chrome や Firefox、Safari などのなかで最も安全だと結論づけられたのは Brave だったという。この点は特筆すべきだろう。パソコン用は下記リンク先から、iOS 版および Android 版はそれぞれのアプリストアで入手できる。

technology ブラウザ Brave のダウンロード(Windows 64-bit / Windows 32-bit / macOS and Linux)

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