2020年6月1日

リング綴じのソングブックを作る

Old-Time Fiddle for the Complete Ignoramus by Wayne Erbsen

リング製本とは、製本したい紙面の背になる部分に穴を開け、ワイヤーリングなどを通して綴じる製本方法である。写真は最近入手したフィドルの教則本で、リング製本の一種 Spiral-bound(螺旋綴じ)されている。小さなとじ穴を等間隔で多数開け、そこへ螺旋状に丸めた針金を通し、表紙とともに綴じられている。スケッチブック、カレンダー、写真アルバム、クッキングブックなど、お馴染みである。また製本方法ではないが、穴が開いたルーズリーフを綴じるバインダーは、詰め替えができる利点がある。180°開閉できるので、開いたページがフラットになるため、手で押さえておく必要がない。だから譜面台に置く楽譜などにも向いている。ふとこの方法でソングブックを作ってみようと思いついた。


オンデマンド製本しようと思ったが、いったん作ってしまうとページ数を増やすことができない。いろいろ考えた挙句、プラリング、すなわちリングが樹脂のクリアファイルを流用することにした。透明クリアホルダーに穴が開いているので、印字した紙を差し込むだけだから、簡単に作れる。大きさはA5で、見開くとA4になる。ギターケースは無論、小さなフィドルケースにもなんとか収まる大きさである。取りあえずご覧のような2冊を制作した。右の『遊人歌詞集』の「遊人」は、それこそ大昔、インターネット誕生前のパソコン通信時代のハンドルで、自作の歌および添田啞蟬坊など、明治大正演歌を収納した。左の "FOLKSONG" はお気に入りアメリカ民謡集である。学生時代、歌詞を集めるのに苦労したが、今ではネット上でかなり公開されているので有難い。コピーしてワードプロセッサに取り込めばプリントできるからだ。

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