2013年11月6日

ピート・シーガーとアーロ・ガスリーのコンサート


Together in Concert
最近カウボーイハットを買った。カントリーやブルーグラス音楽のミュージッシャンを大別すると、カウボーイハットは保守派、アメリカの政党で共和党というイメージを持っている。つまりリベラルは被らないという思い込みである。しかしウディ・ガスリーの息子アーロが頭にしている写真を見てその気になった次第である。それに彼はかつて「最後のブルックリン・カウボーイ」というアルバムを出している。ご存知ウディ・ガスリーはアメリカのプロテスト・フォークソング先駆者で、アーロもそれを受け継いでいる。そのアーロが父ウディと親交が深かったピート・シーガーと11月30日、カーネギーホールでコンサートを開く。ピートは1919年生まれの94歳、アーロは1947年生まれの66歳、合わせて160歳。飛んで行きたいところだが、残念ながら渡航費用がない。二人は何度かジョイントコンサートを開いている。現在はCD化されている「Together in Concert」の原盤LPレコードは私の宝物である。シカゴのオペラハウス、ニューヨークのカーネギーホール、ボストンのミュージックホール、モントリオールのプレイス・デ・アーツでライブ録音されたもので、1975年にリリースされた。カーネギーホールに帰ってきた二人、どんな曲を演奏するのだろうか、94歳のピートは大丈夫だろうか、ライブ盤は出るのだろうか、興味は尽きない。

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