徴兵検査通達書 (奈良県立図書情報館蔵)
赤紙(臨時召集令状) |
回答者の一人、埼玉県の60代の男性は「『自衛隊を軍に』とまでは考えていなかったが、隣国に力で押してくる国があるなら、日本は強力な抑止力を当然持つべきだ」と答えている。また神奈川県の30代の女性は「尖閣問題でもそうだが、日本はもっと強気に出るべきだ。『言わなくても理解しているだろう』では国際社会には通用しない」と答えているが、これがアンケート結果を象徴する代表的な意見だと思われる。憲法を改めるならという前提に誘導されてものだが、明らかに現民主党政権の外交政策の稚拙、そしてマスコミが煽った過剰な危機感が影響しているようだ。新聞には固有の読者層がある。従って違う新聞が同様のアンケートをすれば、おそらく違う結果が出るだろう。しかし徴兵制復活の機運がジワリと現実味を帯びてきたように感ずる。私たちに今求められてるのはナショナリズムの高揚ではなく、いかに平和な国際社会を作るか、いかにしたらそれに貢献できるか考えることではないだろか。
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