2015年2月17日

SAVE! 高江・辺野古 サウンドパレード&県庁前ピクニック

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2月21日(土)
12:00~15:30「県庁前ピクニック」@県庁前広場
16:00~ 「サウンドパレード」国際通りを県庁前から牧志公園まで

・お昼から県庁前ピクニック!
・辺野古や高江の写真を展示します
・自分で焼いたクッキーやケーキをみんなでシェアして食べよう!
・高江フラ
・ムギちゃんライブ
・辺野古の話 (浦島悦子さん、鈴木雅子さん)
・宮城康博さんのお話

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2015年2月16日

イスラーム国の呼称変更統一の困難


中東のテロ組織IS(イスラーム国)に対しNHKが「過激派組織IS=イスラミックステート」と呼ぶようにしたそうである。理由は「この組織が国家であると受け止められないようにするとともに、イスラム教についての誤解が生まれないように」とウェブサイトで説明している。国名でないことは十分に浸透していると思われるし、それにイスラミックステートはイスラーム国を意味する英語をカタカナ表記にしただけで、真の意味での呼称変更とは言えない。イスラーム国という呼称は、例えば中国では「伊斯兰国」と呼ぶように、依然多くの国で使われている。日本で問題になっている背景には、東京ジャーミイの「犯罪者、テロリストたちをイスラム国と呼ぶことは、あたかもイスラームという宗教がテロを行う怖い宗教という間違ったメッセージを日本の方々に伝えかねません。いやすでにそういったイメージを持たれた日本人の方々も少なくないのではないかと思われます」という、マスメディアに対する呼びかけがあり、日本在住のムスリムへの配慮があるのだろう。それではどう呼べばいいのか? 駐日トルコ大使は「DAESH、ISIL等の表現を用いる例がある」と指摘している。イラクとレバントのイスラーム国の略語ISILは国連、日本政府、米国が正式に使用している用語だが、略称としてはイラクとシャームのイスラーム国を意味するISISもある。実はISILもISISも旧称で、昨年6月にIS(イスラーム国)と改めたという事実を押さえておく必要があるだろう。DAESHは「ダーイシュ」と読むが、アラビア語داعشの翻字 "al-Dawla al-Islamiya fi Iraq wa ash-Sham" の略称である。これはISISのことで、フランスで使われているという。固有名詞の現地音主義に沿えば、アラビア語 الدولة الإسلاميةの翻字 "ad-Dawlah al-ʾIslāmiyyah" のカタカナ表記「ダウラ・アルイスラミーヤ」が一番相応しいと思われるが、これは日本では普及しないのではないだろうか。アラビア語の「アル=カーイダ」が浸透した先例があるが、いささか時期を失した感がある。というわけで決定打が見当たらず、呼称の変更統一の困難を感ずる。

2015年2月13日

過激派組織ISの英字機関誌最新号を読む

DABIQ #7 の表紙

過激派組織IS(イスラーム国)の英字機関誌"DABIQ"の最新第7号が、画像共有サイト"JustPaste.it"に昨日12日に掲載されたので、ざっと目を通してみた。表紙に「私はシャルリー」のポスターを持ったフランスのムスリムの写真を掲げている。単にこの写真を見ると「なんだ、ムスリムも風刺新聞シャルリー・エブド紙襲撃テロを誹謗してるじゃないか」と解釈しそうだが、同誌は「偽善から背信へ」というタイトルをかぶせている。つまり皮肉と批判を込めているのである。巻頭記事では、ふたりの日本人殺害に関し、身代金目的ではなく、日本政府を辱めるのが目的だったと書いている。そして日本は平和憲法があるにも関わらず、アフガニスタン戦争で米軍などを後方支援、イラク戦争では自衛隊を派遣したと説明している。またヨルダン軍パイロットに対する火あぶり処刑がイスラームの教義に反するという非難に対しては、有志連合軍の空爆で住民が巻き添えで焼死、同じ方法による反撃であると反論、正当化しようとしている。機関誌の体裁を見ると、明らかに経験を持ったプロの編集者の手によるもので、広報戦略の一端を窺い知ることができる。誰でも閲覧できるが、残酷な写真も含まれているので、この点は要注意である。

2015年2月6日

イスラーム恐怖症 "Islamophobia" について


昨日2月5日の毎日新聞電子版によると、イスラーム過激派組織IS(イスラーム国)による日本人質事件で、名古屋市中村区のイスラーム礼拝所「名古屋モスク」へ脅迫や嫌がらせの電話が相次いでいる、という。モスクの代表役員で、パキスタン人のクレシ・アブドルワハブさんは「イスラームは平和の宗教であり、過激派組織とは無関係だと知ってほしい」と訴えている、そうだ。危惧していたことが日本でも現実化しているようだ。おそらく嫌がらせをしている人は、イスラーム文化を十把一絡(じっぱひとからげ)に捉え、その多様性について無知なのだろう。例えばスンニ―派と、シーア派とでは同じひとつのイスラームなのかと思うくらい根本的に違うのである。嫌イスラーム、あるいは反イスラームの風潮が跋扈しているのは、こういった一部の無知な日本人の間ばかりではない。アメリカでは「Islamophbia」という言葉が生まれている。所謂イスラーム恐怖症という造語だが、これは宗教に対する偏見と憎悪の気持が込められている。2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ以降、頻繁に使われるようになったが、言葉と基本的概念の両方が批判されている。ウィキペディア日本語版「イスラーム恐怖症」にも詳しいが、イスラーム文化のサイト「IslamiCiyt」の用語解説(英文)も是非読んで欲しいと思う。この用語がいかに民主主義に反するかを説いている。