仏花をテーマにした私のピンホール写真展「メメント・モリ」が無事終了した。タイトルはラテン語で「死を忘れるな」という意味だが、思いがけず一点購入していただいた。会場でお会いできず、お礼のメールを出したところ「作品から、あちら側の世界が、手が届くほど近くに感じられ、静かで穏やかな気持ちにさせていただきました」という返事をいただいた。供花は平安時代になると浄土信仰とともに一般化したが、やがて生け花に転嫁する。華道のルーツは京都の六角堂にあると言われているが、そういえば池坊の家元は同寺の僧侶である。私は長い間報道写真に携わってきたが、まさか花を撮るようになるとは思っていなかった。ひとつの転機はロバート・メイプルソープのランの写真を観てからだったと記憶している。エイズで他界した彼の花の写真には性と死のイメージが色濃い。花弁は植物の性器であり、艶っぽい。一方で死を連想させる。その点に気づいてから写真のテーマとして花鳥風月を避けていた私に内面変化を齎したといえる。次回の個展だが、花をテーマにした作品にするか、いったん休んで違うものにするか思案を始めたところである。ところで首都圏に友人が多いので、今回の写真展を秋の彼岸のころ東京でも開催できないか、会場の交渉を始めた。
2013年4月10日
2013年4月4日
ピンホール写真展「死を忘れるな」にお越しください
京都のギャラリー「マロニエ」で開催中の私の個展「メメント・モリ」が3日目になった。ちょっと風変わりな趣向の写真展のせいか、昨夕は地元テレビ局のニュース番組に出演する羽目になった。タイトルはラテン語で「死を忘れるな」という意味、世界共通語となっている。作品は仏花と石仏。前者がメインで、東本願寺大谷祖廟をはじめ、京都市内の仏教寺院のお墓に供された花である。被写体としていささか特異と思われるかもしれないが、仏花は生け花のルーツであり、仏教における荘厳(しょうごん)の原型ともいえるものだ。初日、そして昨日、会場に友人から花が届いた。花に花、ギャラリーが宗教空間にシフトした感じだ。ぜひお越しください。4月7日(日)まで、時間は12:00~19:00(最終日は18:00まで)です。
2013年4月1日
大塚努ピンホール写真展「メメント・モリ」のご案内
作 品: ピンホール写真のカラープリント26点
日 時: 2013年4月2日(火)~7日(日)12:00~19:00(最終日は18:00まで)
会 場: ギャラリーマロニエ 3F 京都市中京区川原町通四条上る TEL 075-221-0117
小さな孔から差し込む光線によって暗い部屋の壁に映し出された外界の景色に固唾を飲んだ経験はありませんか。ラテン語のカメラオブスクラは「暗い部屋」を意味する言葉で、その原理は古代から知られていました。カメラオブスクラは映像を創り出す装置ですが、この像を化学的に定着したのが写真です。写真術の出現は長い人類の歴史から俯瞰すれば、つい昨日のことと言えます。その黎明以降、人々は精巧なレンズを開発、より鮮明な映像を定着しようと努力してきました。そして今や私たちの周りはさまざまな映像であふれ返っています。その喧騒に逆らい、カメラオブスクラの原点に戻り、供花を中心にした仏教信仰の世界をレンズのない針孔写真機から覗いてみました。
大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議が2年目に突入
日時: 2013年4月5日(金)18:00~20:00 予定
場所: 首相官邸前および永田町・霞が関一帯
詳細: http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2971#flyer
主催: 首都圏反原発連合
場所: 首相官邸前および永田町・霞が関一帯
詳細: http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2971#flyer
主催: 首都圏反原発連合
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