2024年6月6日

トンデモナイ危険思想を持った小池百合子知事

小池百合子と安倍晋三

この風刺漫画は拙ブログの2017年10月29日付けのエントリー「小池百合子希望の党代表の危険」で使用したが、元々は英国の週刊誌 The Spectator 電子版に掲載されていたものである。調べ直したところ、現在は同ウェブサイトから削除されている。小池百合子は PHP 研究所の月刊誌『VOICE』2003年3月号での鼎談を、自らのホームページに「日本有事3つのシナリオ」と題して掲載した。

軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうるのですが、それを明言した国会議員は、西村真吾氏だけです。わずかでも核武装のニュアンスが漂うような発言をしただけで、安部晋三官房副長官も言論封殺に遭ってしまった。

東京都民はトンデモナイ女性を知事にしてしまったわけだが、これに相応しい風刺漫画と言えるだろう。これは小池百合子の脳裡に、通奏低音として流れている政治信条で、安倍晋三元首相と共通認識だったと思われる。だから2017年の衆院選において「安倍政治を終焉させること」をスローガンに掲げたことに疑問を持った。つまり「反安倍大連合」なるものは、実は「自公補完勢力創設」であり、前原誠司が、希望の党への合流を進めた真意に疑問を持ったものである。希望の党が安全保障関連法肯定、憲法改定推進を「踏み絵」にしたわけで、だから小池百合子が思わずリベラルを「排除」すると口を滑らし、墓穴を掘ったのも不思議ではない。都知事選は今月20日告示、7月7日に投開票が行われるが、小池百合子は未だに立候補の意思を公表していない。一方、立憲民主党の蓮舫参院議員が今月2日、出馬表明したが、筋違いのバッシングに見舞われている。

明治神宮外苑のイチョウ並木
夕日を浴びて黄金色に染まった明治神宮外苑のイチョウ並木 ©東京新聞

明治神宮外苑の再開発をめぐってユネスコの諮問機関イコモスが、中止を求める警告文書を出したり、サザンオールスターズが再開発への思いを表現した新曲を発表したり、といろいろな動きが起きた。イコモスは、大正時代に造られた神宮外苑について「近代化が進む東京で、緑地を確保するために整備され、東京の都市公園や庭園の中核を担い、そして、多くの国民の献木などによって造られた」ことなどを理由に「世界の公園の歴史においても例のない文化的資産」と指摘した。これによって樹木の伐採はいったん延期されたが、 小池百合子は「かなり一方的な情報しか、入っていないのではないかと思います。しっかりと事業者の方でも説明をより丹念にすべきだと、改めて思いました」と記者会見で所感を述べている。事業者代表の三井不動産の言いなりで、伐採を中止するとは発言していないのである。明治神宮外苑以外にも築地市場跡地・葛西臨海公園・都庁舎のプロジェクションマッピングなどなど、小池百合子が支配する伏魔殿に巨額の利権が潜んでいる。背後霊に放送・新聞の広告配信をエサに、世論を操作する電通グループが潜んでいること忘れてはならない。

news  出馬表明で蓮舫氏が語ったこと「小池百合子都知事の政策思いつきばかり」対決色鮮明 | 東京新聞

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