2021年5月16日

ブログプラットフォーム Blogger から警告メールが来た

Blogger
魅力あふれるブログプラットフォームだが

この「写真少年漂流記」のほかに「American Roots Music」というブログを持っている。いずれもグーグルのブログプラットフォーム Blogger で運営しているが、最近、後者のブログのエントリーを削除したという警告メールが続いて届いた。メールの要旨は次の通りである。

Blogger をご利用いただきありがとうございます。ご存知のこととは存じますが、Blogger のコミュニティガイドラインでは、Blogger で許可されるコンテンツと禁止されているコンテンツについて概説されています。Blogger では、お客様の「The Golden Eagle String Band: Grand Canal Ballads - History of the Erie Canal」というタイトルの投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、当該の投稿は Blogger のガイドラインに違反していると判断し、削除いたしました。

この投稿のコンテンツが、マルウェアとウイルスに関する Blogger のポリシーに違反していることが判明いたしました。本メールに記載されているリンクからコミュニティガイドラインのページにアクセスし、詳細をご確認ください。これ以外にも違反が判明した場合、お客様のブログが停止されることもございますので、お客様のブログのすべての投稿が Blogger の基準に準拠していることを確認されることをおすすめいたします。

削除理由として「マルウェアとウイルスに関する Blogger のポリシーに違反している」とあるが、音楽ディスクのカバー写真と曲目などを紹介しているに過ぎない。もし指摘の通りだったら他のエントリーも軒並み同じということになる。すべての投稿を調べるようにと言われても、すでに投稿数は1,600を超えているので無理な話である。そして何よりも「ブログが停止されることもございます」という警告が怖い。そこで「なぜガイドラインに抵触しているかお教えいただければ幸いです」と担当者に返信した。すると翌日「コミュニティガイドラインに照らして再評価いたしました。再審査の結果、当該の投稿を復元いたしました」というメールが届いた。要するにガイドラインに抵触しているという疑義が晴れたのだが、プロセス全体が不明な点が気になる。悪意のあるマルウェアが含まれていたという嫌疑は、何ををきっかけにしたか分からないからだ。ブログ閲覧者の通報なのか、それとも監視ロボットの誤審なのだろうか、どうも腑に落ちない。しかし押し付けの広告がなく、カスタマイズがフレキシブルな Blogger は依然魅力に溢れているし、乗り換えるつもりは毛頭ない。

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