2019年8月20日

テキストエディタ Mery の軽量軽快に痺れる


ずいぶん昔になるが、一時 Mac ユーザーだった時期がある。デスクトップ機のほかに互換機 PowerBook 2400c を持っていたから、1997年ごろ、今から20年以上前のことになる。しかし結局 Windows に戻ったのだが、その最大の理由はテキストエディタだったと記憶している。私の知識不足もあったかも知れないが、使いやすい Mac 用のエディタに出会わなかったのである。MS-DOS 時代から私は MIFES を使っていたが、その Windows 版を再び使うようになり、今日に至っている。当時、作成ソフトではなく、エディタで直接タグを打ってウェブページを作っていた。その場合、例えば MIFES が持っていた、複数の文字列の連続置換機能が便利だった。この機能はブログ作成にも力を発揮する。すなわちデータをインポートしてブログなどに掲載する場合、加工が容易だからだ。ところで MIFES の最新バージョンは、2015年にリリースされた 10 で、現在は 2018 年に更新され、10.03 になっている。Windows10上で問題なく動いているので特に不満はないが、他のエディタを調べてみた。星の数ほどとは言えないものの、かなりの数のテキストエディタが存在している。目に止まったのがフリーウェアの Mery だった。作者自身はその特長を「Mery はシンプルなテキストエディタです。Mery では日記、恋文、新聞記事、ソースコードなどのあらゆるテキスト文書を簡単に編集することができます。また、HTML、Java、PHP、SQL などの様々なプログラミング言語の色分け表示も可能です」と説明している。MIFES も持っている機能だが、タグが色分けされるので HTML の編集がしやすい。Windows に搭載されている「メモ帳」の拡張多機能版と言えそうで、とにかく軽量軽快、シンプルなソフトである。テキストエディタを使っていない人に超おススメである。当初は mEditor だったそうだが、Mery はエディタを連想し難い名称である。蛇足ながらこの一文は Mery で作成した。

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