AQUOS ケータイ 3
従来型携帯電話端末を俗に「ガラケー」と呼ぶ。ご存知ガラパゴス諸島がその語源だが、日本列島独自の進化を続けている。スマートフォンと比べると機能が少ないので、逆に次のようなメリットが考えられる。
私はこの春にスマートフォンを捨て、シャープの「AQUOS ケータイ3」を購入した。約四カ月間使用して痛切に感じるのは、やはり電池が長持ちすることだ。テレビを観るわけではないし、通話と時計代わりに時刻を見る時しか使わないからだろう。そして重要なのは、電池を自分で交換できることだ。スマートフォンの電池は薄い帯状で、市販されていない。だから交換には「修理費用」がかかる。見逃すことができないのは、ソーシャルメディア離れすることができることだろう。これを米国では Social Media Detox(ソーシャルメディア依存症回復)と呼んでいる。スマートフォンがなければ、インスタ映えする場所を求めてウロウロすることをしなくなるし、飲食店で食べ物を撮影するというような、余計なことはしなくなる。そして人はやがて、電車やバスの中では黙想、あるいは書籍を広げるようになるのである。さらにスマートフォンが無駄だと思うのは、使い放題のデータ通信料が、大手3社とも月額 5,000 円を超えることだ。機種代金も当然のことながら高価で、アップル社製 iPhone の上位機は 10 万円以上もする。おいそれと手が出せないし、実に勿体ない。ところで私にはまるで縁がないのだが、コミュニケーションアプリ LINE を必携ツールにしている人が多い。実は「AQUOS ケータイ 2」では使えたそうだが、3 の OS は Android でないので対応していないそうだ。その代わりということではないのだが、Wi-Fi 接続が可能だ。またパソコンと USB 接続してデータなどのやりとりを行ったり、充電したりすることができる。携帯電話端末のファイルの可視化は、操作ミスを犯す可能性がある。しかし撮影した写真や画像を簡単に取り出せるので、やはり便利な機能だ。画像といえばユーザーには無縁と思われるが、スクリーンショット(上図)ができる。たぶんこれは操作説明書を作るために、メーカーが設定した機能かも知れない。このようなスマートフォン用の OS や半導体部品を転用して開発された携帯電話端末を「ガラホ」と呼ぶそうだ。絶滅危惧種ではない。
AQUOS ケータイ 3 取扱説明書の表示とダウンロード(PDFファイル 18.9MB)
- 充電池の長時間駆動
- 脱ソーシャルメディア
- 低ランニングコスト
メインメニュー画面 |
AQUOS ケータイ 3 取扱説明書の表示とダウンロード(PDFファイル 18.9MB)
0 件のコメント:
コメントを投稿