ネオパン100 ACROS は 135から 中判 120 大判 4x5 8x10 まで揃っていた
新開発の ネオパン100 ACROS II |
当社独自の「Super Fine-Σ粒子技術」[*]を採用することにより、感度ISO100の黒白フィルムとして世界最高水準の粒状性を実現。長い間「ネオパン100 ACROS」を愛用してきた。非常に優れた製品で、世界的にも評価が高かったため、まさか生産中止になるとは思っていた。それだけに製造中止に強いショックを受けたたことが思い出される。富士フイルムは「イメージング分野におけるリーディングカンパニーとして今後も"アナログからデジタルまで"幅広い分野において多様化するお客さまのニーズにお応えし、より良い製品・サービスを提供し続けることで、一枚の写真の持つ力、素晴らしさを伝えつづけます」と誠に心強い宣言をしている。この勢いで大判用もぜひ復活して欲しいが、いささか無理な注文かも知れない。それはともかく、デジタル全盛の時代、唐突感は否めない。復活の理由は「フィルム愛好家をはじめフィルム独特の風合いによる写真を好むSNS世代の若年層を中心に、当社の黒白フィルムの販売継続を望む声が多く寄せられたことを受けて」だという。忘れかけていた懐かしいフィルムだが、若い世代の要求に応えたという点が二重に嬉しい。
当社従来品「ネオパン100 ACROS」に比べハイライト部の階調をメリハリのある設計とし、立体的な階調再現が可能。
世界最高水準のシャープネスにより、被写体の輪郭を強調した描写が可能。
[*] 写真フィルムに含まれるハロゲン化銀粒子のサイズと、その組成を精密にコントロールすることで、感度と優れた粒状性を両立させ、プリントの高画質化に寄与する技術。
0 件のコメント:
コメントを投稿