ひとり腕を組んだままのアウグスト・フリードリヒ・ランドメッサー
ナチス式敬礼を拒否した男の名は、アウグスト・フリードリヒ・ランドメッサー(1910年5月24日生まれ - 推定死亡1944年10月17日、死亡認定1949年)で、1936年6月13日、ドイツ海軍の練習船ホルスト・ヴェッセルの出航集会で撮影されたものだという。かなり有名な写真で、ウィキペディアに詳しい説明が載っている。写真は1991年3月22日付け「ディー・ツァイト」紙に掲載されたが、この人物が本当にアウグスト・フリードリヒ・ランドメッサーであるか確定が難しいという。しかし次女のイレーネ・エクラーが写真の人物を父ランドメッサーであると主張したことから、米国「ワシントン・ポスト」やフランスの週刊誌「レクスプレス」などで取り上げられ、人々に知られるようになっていったとのことである。議員の数を頼りに独裁政治に走るヒットラーもどきの安倍晋三首相や、歴史修正主義者の橋下徹元大阪市長、ナチス礼賛ツイートを繰り返す高須クリニック院長、そして巷のネトウヨ諸氏らに見せたい写真だ。こんな人間もいたのだということを。
August Friedrich Landmesser: A lone man refusing to do the Nazi salute, 1936.
0 件のコメント:
コメントを投稿