2016年6月22日

参院選京都選挙区は再び民共の戦い

上善寺(京都市上京区南上善寺町)

第24回参議院選挙はきょう6月22日公示され、京都選挙区(改選数2)はご覧のポスター掲示板のように、届け順で、福山哲郎氏(民進・現)大八木光子氏(諸派・新)二之湯智氏(自民・現)大河原寿貴氏(共産・新)の4人が立候補を届け出た。自民現職の二之湯氏は安泰だろうし、あと1議席を民進、共産党争う形になった。これで思い出すのが先の市長選で、再び「非共産V共産」になったことだ。つまり共産党が推薦する新人の本田久美子候補を避け、民主(現民進)が自公が推す現職の門川大作氏に相乗りしたのである。そしてなんと連合京都の旗開きで、福山氏が「共産党と徹底的に戦う」と宣言、野党共闘を願う市民の落胆を誘ったことが記憶に新しい。今回の参院選の近畿2府4県では、滋賀、奈良、和歌山の1人区で民進、共産、社民、生活の4野党が候補を一本化して、自民候補らと対決する構図となった。しかし京都では複数区ゆえ民共の候補が激突する構図になってしまった。同じ野党の両党がいかなる選挙戦を展開するか注視したいと思っている。

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