2014年12月2日

嗚呼小選挙区制

京都市東山区祇園町北側(12月2日)

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産経新聞11月25日付電子版によると、河野洋平元衆院議長が11月25日、東京・永田町の憲政記念館で開かれた土井たか子元衆院議長のお別れの会で「大きな間違いを私は犯しました。今日の日本の政治は、劣化が指摘され、信用ができるか、できないかという議論まである。そうした一つの原因が小選挙区制にあるのかもしれない」と述べたという。衆院の中選挙区制廃止と現行の小選挙区比例代表並立制の導入は1994年、野党だった自民党の河野総裁と、細川護煕首相とのトップ会談で決まったものである。左の図表は2012年12月17日付毎日新聞電子版に掲載されたものだが、小選挙区における得票数と議席数のギャップがよく分かる。小選挙区制については私が語るまでもないが、二大政党間の政権交代を容易にする。2009年に民主党が大勝したのも、そしてその失政に対する反動よって2012年に自民党が大量議席を獲得したのも、この制度のお蔭である。大量の死票が出るにも関わらず、今回もこの制度下で投票が行われる。自公が過半数を割って欲しいが、そのゆくえには暗澹たるものがある。投票箱を開けてみたら相変わらず一強多弱のままというていたらくに終わる可能性が大ではないだろうか。せめて前回バブル当選した維新の党の議員が激減して欲しい、というのが個人的な願いである。

1 件のコメント:

  1. 私も小選挙区制はまずいと思います。当時はカネのかかる政治をやめようということで機運が高まりましたが、カネはかかるまま、中選挙区制とくらべて次世代の首脳が育ちにくい環境になったと思います。増税のいい訳として国会の議席削減するというのも、ケチった分が将来のリーダーの欠如というかたちで現われてくるので、単に増税されるより余計にわるいと思います。

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